ビョークはニュー・シングル“Atopos”をリリースすることを発表して、通算10作目となる新作『フォソーラ』のアートワークが公開されている。
先日、ビョークは『ガーディアン』紙のインタヴューで2017年発表の『ユートピア』に続く新作の情報を明かしている。ワン・リトル・インディペンデント・レコーズより新作は秋にリリースされることが決定しているものの、正式なリリース日は発表されていない。
『ガーディアン』紙のインタヴューでビョークはアルバムのアートワークについて「輝く森の精霊で、指先が足の下にある幻想的な菌類と融合している」と評していた。
今回、ビョークはアルバムのアートワークをソーシャル・メディアで公開しており、次のように述べている。「ニュー・アルバム『フォソーラ』のリリースを発表できて本当に嬉しいです」
ビョークは続けてファースト・シングルが“Atopos”になることを明かして、「まもなくリリースされる」と述べている。
アルバムに収録される“Sorrowful Soil”と“Ancestress”は2018年に亡くなった母親のヒルダー・ルナ・ハウクスドッティルに捧げられているという。
72歳で亡くなった母親の死についてビョークは次のように語っている。「早すぎた。私や兄弟は準備ができていなかった。あと10年はあると思っていた。だから『頑張って』と言って、彼女に闘病させていた。でも、母の中にはインナー・クロックがあって、行く準備ができていたのよ」
新作『フォソーラ』にはサーペントウィズフィート、インドネシアのパンク・バンドであるガバー・モーダス・オペランディ、息子のシンドリと娘のイザドラが参加している。
昨年10月、ビョークは『ユートピア』に続く新作についてコロナ禍で「家のリヴィング・ルームをクラブにしたい人」向けだと語っている。
ビョークはアルバムのサウンドについて「男がヘッドバンギングして、もう一度座って、もう一杯赤ワインを飲むと、10時に家に全員がいる。踊りも何もかもやり終えたのよ」と語っている。
ビョークは新曲の多くがBPM80〜90になっていることについて、自身の歩くテンポに由来していると語っている。
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