フー・ファイターズは“Monkey Wrench”のミュージック・ビデオでデイヴ・グロールが使っていたギターが来月オークションに出品されることが決定している。
白のグレッチ・ホワイト・ファルコンのギターは30000ポンド(約480万円)の値をつけると見られており、ウィルトシャー州コーシャムにあるガーディナー・ハウルゲートで9月7日にオークションに出品される。
デイヴ・グロールが使っていたギターは元々パット・スメアが所有していたもので、1995年発表の『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』 で使われている。
ギターと共にパット・スメアが撮影したドリュー・バリモアがギターを弾いているポラロイド写真もついてくる。
オークショニアのルーク・ホブスは次のように語っている。「現在、世界最大のロック・バンドであるフー・ファイターズが所有していた数少ないギターの1本が一般に向けたオークションに出品されることに興奮しています」
「“Monkey Wrench”はバンドにとってブレイクスルーとなったシングルで、今年3月に亡くなったテイラー・ホーキンスが参加した最初の曲でもあります」
「世界中から関心が寄せられるのではと思っています。“Monkey Wrench”のミュージック・ビデオに登場するという事実はよりコレクターやファンにとって魅力的と言えるでしょう」
来月、フー・ファイターズは家族と共にテイラー・ホーキンスを讃える特別な2公演をロンドンとロサンゼルスで行うことを発表している。テイラー・ホーキンス・トリビュート・コンサートは9月3日にウェンブリー・スタジアムで、9月27日にフォーラムで行われる。
1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。
第一弾発表でロンドン公演にはリアム・ギャラガー、マーク・ロンソン、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミ、スーパーグラス、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレン、ザ・プリテンダーズのクリッシー・ハインドらが出演することが発表されていた。
ロサンゼルス公演にはアラニス・モリセット、マイリー・サイラス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリック、レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、P!NKらが出演することが決定している。
さらに、メタリカのラーズ・ウルリッヒ、ブリンク182のトラヴィス・バーカー、AC/DCのブライアン・ジョンソン、ケシャ、デイヴ・グロールの娘のヴァイオレットがロンドン公演に出演することが発表されている。ロサンゼルス公演にはラーズ・ウルリッヒ、トラヴィス・バーカー、ヴァイオレット・グロールのほか、セバスチャン・バック、ブラック・サバスのギーザー・バトラーが出演することが先日明らかになっている。
ライヴは全世界に配信されることも決定している。アメリカではパラマウント+で配信され、全世界にはMTVのYouTubeチャンネルを通して配信される。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.