マドンナはテキサス州ユヴァルディの小学校で起きた銃乱射事件で児童19人と大人2人が亡くなったことを受けてアメリカ政府に銃器の安全性について改変するように求めている。
18歳の容疑者は現地時間5月24日に7歳から10歳の児童が通っているロブ・エレメンタリー・スクールで発砲している。テキサス州知事のグレッグ・アボットは容疑者が駆けつけた警察によって射殺されたことを発表している。
この事件を受けてテイラー・スウィフト、オリヴィア・ロドリゴ、フィニアス、俳優のクリス・エヴァンス、ミーゴスのオフセット、ピーター・フランプトン、ブラック・サバスのギーザー・バトラー、パットン・オズワルト、NBA選手のレブロン・ジェームズ、ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーヴ・カー監督、ジョー・バイデン大統領は怒りと悲しみの声を上げている。
今回、マドンナはインスタグラムで厳しい銃規制を求めるメッセージを“God Control”のミュージック・ビデオの映像と共に発表している。
「19人の子どもの両親が感じている心の痛みと傷は想像もできません」とマドンナは述べている。
「私にも小学生の子どもがいて、ある日、学校から家に帰ってこなかったら、生きていけると思えません」
マドンナは18歳の容疑者が「身元調査も安全訓練も質疑応答もなく誕生日に2丁の自動小銃を買うことができるのです」と疑問を呈している。
「全米ライフル協会はその立場を変えようとせず、より厳しい銃器の安全を求める法案は一つも通過していません。アメリカでは日数よりも多い死者が今年も生まれているのにかかわらずです。なんで、こんなことになっているのでしょうか?」
マドンナは議員に「子どもたちを守る」ことを促し、「自身や他者を傷つけるリスクのある人による銃器への接触を減らす」ことを求めている。
「自動車免許を取得するのに勉強して、試験を通過しなければならないのと同じように銃所持者への強制的な訓練をするべきだと主張せずにはいられません。自動車も適切に使わなければ武器になる可能性があります。銃なんてまさにです。この関係性を誰も考えなかったのでしょうか? 憲法を変えられないのであれば、銃に関する法律を改革することを議員に求めなければなりません」
「すべての子どもたち、すべての人々を銃による暴力から守るために懇願しなければならないとは、なんて悲劇的なことでしょう」とマドンナは締めくくっている。「言葉はいりません。行動のみです」
マドンナは昨年、アダム・トレドやダンテ・ライトが亡くなった時にも銃規制について発言している。
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