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DJのジャジー・ジェフはウィル・スミスによる平手打ち事件についてウィル・スミスの行動は人間的なものだと擁護している。

先月、ウィル・スミスは妻のジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭を冗談にされたことを受けてアカデミー賞授賞式でクリス・ロックを平手打ちにしている。何度もの謝罪の末にウィル・スミスはアカデミー会員を辞め、「衝撃的で痛ましく許されない行為だとして」アカデミー賞授賞式からも10年追放されている。

様々な有名人が今回の事件については発言してきたが、ウィル・スミスを支持するのはデンゼル・ワシントン、イギリスの政治家のリシ・スナックなどとなっている。

シカゴで行われた現地イベントで1986年にウィル・スミスとジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成して、“Parents Just Don’t Understand”と“Summertime”でグラミー賞を受賞したジャジー・ジェフはウィル・スミスを擁護している。

「彼があれを誇りに思っているなんて誤解しないでくれ。判断ミスだったんだ。分かるだろ」と彼はインタグラムに投稿したビデオで語っている。

「そして、自分に分かるのは彼ほど判断ミスが少ない人はほとんどいないってことなんだ」

「ウィル・スミスが殴るべきだったのに殴らなかった事例を50は挙げられるね。彼も判斷ミスをするのは彼も人間だからなんだよ。そして、多くの批判は彼のことを人間だと思わない人たちから寄せられているんじゃないかな」

ウィル・スミスの追放を発表したアカデミー賞はそのプレス・リリースでクリス・ロックの「冷静さ」に賛辞を寄せ、「関わった人や影響を受けた人の癒やしの時間や回復期間」を作るよう求めている。

「放送中に私たちは会場の状況に適切に対応できませんでした。そのことは申し訳なく思います。ゲスト、視聴者、アカデミー会員に模範を示す機会であったにもかかわらず、前例のないことで準備ができておらず、至らぬところがあったのです」

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