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ジェネシスは現地時間3月26日にグループとして最後のライヴを行っている。

フィル・コリンズ、マイク・ラザフォード、トニー・バンクスによるジェネシスはツアー・メンバーとしてダリル・ステューマー、ニック・コリンズ、ダニエル・ピアース、パトリック・スミスを迎えて、ロンドンのO2アリーナで公演を行っている。

1967年にサリー州ゴダルミングのチャーターハウス・スクールで結成されたジェネシスは世界で1億枚以上のアルバムを売り上げ、史上最も成功したグループの一つであり、55年に及ぶ活動を締めくくっている。

フィル・コリンズがドラムで、ピーター・ガブリエルがシンガーで、スティーヴ・ハケットがギタリストの1970年代のラインナップはプログレッシヴ・ロックの先駆的なグループの一つとして認知されている。

3月26日の公演では23曲が演奏されており、“I Cant Dance”、“Mama”、“Turn It On Again”、“No Son Of Mine”、“Invisible Touch”といったヒット曲が演奏されている。

“Land Of Confusion”を演奏する前にフィル・コリンズはこれが最後のライヴにいることを告げており、観客からの拍手がこれで最後であることを受け止めながら、次のように述べている。「今夜以降はまともな仕事に就かなきゃならないね」

オリジナルのフロントマンであるピーター・ガブリエルもこの最後の公演を訪れている。ピーター・ガブリエルは1975年にジェネシスを脱退しており、1982年の一度限りの再結成以降、ジェネシスとは共演していない。

フィル・コリンズは観客にピーター・ガブリエルがいることについて言及しており、“Suppers Ready”を聴きたいと叫んだのは彼だと冗談を飛ばしている。

公演後にピーター・ガブリエルとフィル・コリンズは一緒に写真を撮影しており、ジェネシスの長年の友人でツアー・マネージャーのリチャード・マクフェイルも一緒に写っている。

この日のセットリストは以下の通り。

Behind the Lines / Dukes End
Turn It On Again
Mama
Land Of Confusion
Home By The Sea
Second Home By The Sea
Fading Lights
The Cinema Show
Afterglow

ACOUSTIC:
Thats All
The Lamb Lies Down On Broadway
Follow You Follow Me
Duchess
No Son Of Mine
Firth Of Fifth
I Know What I Like (In Your Wardrobe) (with Stagnation snippet)
Domino
Throwing It All Away
Tonight, Tonight, Tonight
Invisible Touch

ENCORE:
I Cant Dance
Dancing With The Moonlit Knight
The Carpet Crawlers

昨年、ジミー・ペイジはライヴ・エイドでのレッド・ツェッペリンのライヴでドラマーとしてフィル・コリンズに協力してもらったのは失敗だったと語っている。

フィル・コリンズとドラマーのトニー・トンプソンは1985年のライヴ・エイドで再結成したレッド・ツェッペリンと共演している。ライヴにはジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズのほか、セッション・ミュージシャンのポール・マルチネスが参加していた。

ジミー・ペイジはドラマーのジョン・ボーナムの死で解散したバンドを再結成させたことは「決してクレヴァーではなかった」と語っている。

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