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フー・ファイターズはテイラー・ホーキンスの最後のライヴとなったアルゼンチン版ロラパルーザのライヴ映像がオンラインにアップされている。

現地時間3月25日にフー・ファイターズは声明で訃報を発表している。死因については明らかにされていない。「フー・ファイターズのファミリーはテイラー・ホーキンスの早すぎる悲劇的な死に打ちひしがれています」

「彼の音楽に対する精神性と人を魅了する笑いは私たちと共に永遠に生き続けていくことでしょう。奥様、子どもたち、家族にお悔やみを申し上げると共に、想像もつかない大変な時であり、プライバシーについては最大限御配慮いただければと思います」

フー・ファイターズは現在南米ツアー中で、3月25日にはコロンビアのボゴタで開催されるフェスティバル・エステロ・ピクニックに出演する予定となっていた。

テイラー・ホーキンスが最後に行ったライヴは3月22日のアルゼンチン版ロラパルーザにおけるヘッドライナーのステージとなっている。ブエノス・アイレスのサンイシドロ競馬場でフー・ファイターズは“No Son Of Mine”、“Shame Shame”といった最近の楽曲を初め、“The Pretender”や“My Hero”といったヒット曲を演奏している。

なかでもクイーンの“Somebody To Love”のカヴァーではデイヴ・グロールが代わってドラマーを務め、テイラー・ホーキンスがリード・ヴォーカルとしてマイクを握っている。

「デイヴ・グロールのことは大好きなんだ」とテイラー・ホーキンスは曲を始める前に観客に語りかけている。「デイヴ・グロールがいなかったらピザの配達をしていたはずだよ。デイヴ・グロールがいなかったら、ギター・センターでドラム売り場の管理をしていたはずだ」

ライヴの全編映像はこちらから。

フー・ファイターズは南米ツアーの締めくくりとして3月27日にブラジルでサンパウロ版ロラパルーザに出演する予定となっていた。

トム・モレロやマイク・ポートノイらは追悼の意を表しており、トム・モレロはジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルと3人で写った写真をツイートして「テイラー・ホーキンスに神の御加護を。そのスピリットと止められないロック・パワーが大好きだった。安らかに、友よ」と述べている。

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