Ross Halfin

Photo: Ross Halfin

メタリカのカーク・ハメットはソロ・デビューEP『ポータルズ』をリリースすることを発表している。

4曲を収録したインストゥルメンタルのEPは4月23日にブラッケンド・レコーディングスよりデジタル、CD、レコード・ストア・デイ限定アナログ盤でリリースされる。

『ポータルズ』はカーク・ハメットによるプロデュースで、ロサンゼルス交響楽団を指揮してキーボードを担当したエドウィン・アウトウォーターとの共作曲も含まれている。カーク・ハメットは2019年に行った『S&M2』の公演でもエドウィン・アウトウォーターとコラボレーションしている。

EPにはドラマーのジョン・セオドアとベーシストのエイブラハム・ラボリエル、グレッグ・フィデルマン、ブレイク・ニーリー、ボブ・ロックが参加している。

トラックリストは以下の通り。

1. ‘Maiden And The Monster’
2. ‘The Jinn’
3. ‘High Plains Drifter’
4. ‘The Incantation’

『ポータルズ』はロサンゼルス、パリ、オアフ島など、複数の場所でレコーディングされ、「音楽的な意味でも形而上学的な意味でも旅の産物であり、音楽とそれによる精神性によってのみアクセスできる内面世界への招待」と評されている。

「この音楽はオーディオ・シネマティック・アプローチと呼ばれる方法で作られたんだ」とカーク・ハメットは述べている。「自分の頭の中にある映画へのサウンドトラックなんだ」

昨年10月、カーク・ハメットは“Enter Sandman”を書いた時に次のディープ・パープルの“Smoke On The Water”になればと思ったことを明かしている。

「腰を据えて自分に言い聞かせたんだ。『次のディープ・パープルの“Smoke On The Water”を書きたい』ってね。それで、いじり始めたんだよ」とカーク・ハメットは『ギター・ワールド』誌に語っている。「スウィングの感覚があって、サウンドガーデンがドロップ・チューニングを使っていることについて考えていたんだ」

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