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エリック・クラプトンは賛否両論のある反ワクチンや反ロックダウンの見解を曲を通して口に出さずにはいられなかった理由を語っている。

エリック・クラプトンはここ2年間のロックダウンとワクチンに反対することを公の場で語ってきており、来場者のワクチン接種が必要なコンサートには出演しないと語っていた。

2020年12月、エリック・クラプトンは同じく懐疑的なヴァン・モリソンと共に“Stand and Deliver”をレコーディングしている。ヴァン・モリソンは多くの反ロックダウンの曲をレコーディングしており、批判も浴びることとなっている。

8月にエリック・クラプトンは“This Has Gotta Stop”をリリースしており、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための方針へのフラストレーションやワクチンへの批判が歌われている。

“This Has Gotta Stop”はエリック・クラプトンがアストラゼネカ社製のワクチンを接種して受けた「深刻な」影響についても言及されている。「何かが間違っているのが分かる/法を敷かれ始めたら/手を出すことができない/汗が吹き出てくる」

今回『リアル・ミュージック・オブザーヴァー』の新たなインタヴューでエリック・クラプトンは批判を受けながらも曲を通してワクチンやロックダウンに関する見解を表明することにした理由を説明している。

“Stand And Deliver”や“This Has Gotta Stop”のリリースについてエリック・クラプトンは次のように語っている。「私のキャリアはもうほぼ終わろうとしていたんだ。私が発言した時点で強制的に引退させられてから18ヶ月が経っていた。それでヴァン・モリソンに協力したんだ。ヴァン・モリソンが方針に反対しているというのを聞いてね。『なぜ他の人はしないんだろう?』と思ったんだ。僕らは若い頃からの知り合いだったから、彼に連絡を取ったんだよ。『どう思う? 何かできるかな』って。『自分は反対しているんだけど、そうしちゃいけないような感じだろ。他の誰もやってないしね』と彼は言っていて、『冗談だろ。他に誰もいないのかい?』と訊いたら、『いないよ』と言うから『僕は支持するよ。何かできることはあるかい? 曲はあるかい?』と言ったんだ。もちろん、愚問だったよ。彼は1日2曲書くような人だからね」

彼は次のように続けている。「それで“Stand And Deliver”が送られてきたんだ。もうレコーディングしてあったものだったのかは分からないけど、『ヴァン・モリソンの未発表曲だ』と思ってね。天にも昇る気持ちだったよ。自分としては興奮して、このことを他の人に知らせてみるんだけど、誰もこの曲を聴きたがらなかったんだよね。これが今の状況にふさわしいエキサイティングなアイディアだと思っているのは自分だけのようで、不思議な感じだったよ」

「そのことでさらに悩むことになったよ。僕も彼も似た者同士のところがあって、そんなことできないと言われると、なんでできないのか知りたくなってしまうんだ。自分の周りに壁ができたようだった。でも『やろう』と思ったんだ。譲歩した部分は会ったけどね。傷つけたくない人をなだめるために削除したり変更したりした一節もあるんだ。言うまでもなく僕の家族や友人たちも怖がっていた。僕の代わりに恐れてくれたんだと思う」

エリック・クラプトンは2度のワクチン接種を行った後の健康状態についても語っている。「非常にいい感じだよ。症状が出てから9ヶ月ほどが経ったわけだけど、数ヶ月の間は治るのか、悪化するかも分からなかった。ギターを弾くこともできなくて、やるべきことがたくさんあったんだけど、間に合うのかキャンセルしなきゃいけないのかも分からなかった」

「2年分の仕事が既にキャンセルされてしまってね。それでアメリカにやってきたんだ。昨年の9月に来たんだけど、挑戦だったね。一緒に演奏する連中と肩を並べられるほど回復しているかどうか見てみたかったんだ。素晴らしい時間を過ごしたよ」

先日、エリック・クラプトンのマネージメントはeベイでブートレッグのCDを売ろうとしたドイツ人女性に勝訴したことについて声明を発表している。

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