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デーモン・アルバーンは一度は政界進出を考えたものの、トニー・ブレア元首相に会って止めることにしたと明かしている。

デーモン・アルバーンはトニー・ブレアが首相になる前の1997年に彼と交わした会話を振り返り、「怖くなった」と述べている。

「政治というのははっきりしない仕事だからね。若い頃に考えたことがないと言えば嘘になるよ」とデーモン・アルバーンは『メトロ』紙のコラムで語っている。

「首相になる前のトニー・ブレアと話し合いをしたこともあったんだけど、すごく怖くなったね。『これは自分向きじゃないな。自分は政治家ではなく、ミュージシャンだ』と思ったよ」

2015年のチャンネル4のインタヴューでもデーモン・アルバーンは近い発言をしている。「トニー・ブレアに会ったんだけど、政治の暗部のメカニズムを早々に垣間見ることになってね。その点では正直、トニー・ブレアが怖くなったよ」

彼は次のように続けている。「彼には自分には理解できない奇妙なところがあるのに気づいた。ちょっと怖かったよ。正直言うとね」

デーモン・アルバーンはインタヴューでソロ作『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』に収録されている“Polaris”が核防衛ミサイルの名前から取られたことを明かしている。

「思春期に大きな不安を感じていたのが核兵器による崩壊だった。今では差し迫る危機の3番目か4番目になったけどね」

デーモン・アルバーンは次のように続けている。「太陽光や風力、水力が持続可能な唯一のものだろ。イギリスのような小さな国に15基や16基の原子力発電所があるのを想像してみてほしい。恐ろしいことだよね」

デーモン・アルバーンは現在UKツアーを行っており、ソロ作の楽曲やブラーの楽曲を披露している。

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