Instagram/Aleyna Dogan

Photo: Instagram/Aleyna Dogan

メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒの2人の息子はタイペイ・ヒューストンというバンドを結成している。

ベースとヴォーカルを担当する20歳のレイン・ウルリッヒとドラムを担当する22歳のマイルズ・ウルリッヒによるタイペイ・ヒューストンはインスタグラムで“Respecter”という新曲の一部を公開している。

“Respecter”はリヴァーブをかけたヴォーカルにディストーションをかけたベース、初期のラーズ・ウルリッヒを彷彿とさせるタイトなドラムによる楽曲となっている。

タイペイ・ヒューストンについてリリースの詳細は明らかにされていないものの、ソーシャル・メディアで「新曲がまもなく」リリースされると述べていた。タイペイ・ヒューストンは9月9日にカリフォルニア州ロング・ビーチにあるアレックスズ・バーで初ライヴを行う予定となっている。

昨年4月、ラーズ・ウルリッヒの息子たちはタイペイ・ヒューストン名義でザ・ビートルズの“Eleanor Rigby”をカヴァーしていた。ラーズ・ウルリッヒはこのカヴァーについて「ブルー・チアー風の激しい3分間のクレイジーなガレージ・ロック・バージョン」と評している。

メタリカについてはベーシストのロバート・トゥルヒーヨの息子であるタイ・トゥルヒーヨも音楽活動を行っている。

ラーズ・ウルリッヒは80歳で亡くなったチャーリー・ワッツに追悼の意を表して、「ザ・ローリング・ストーンズのサウンドのかなりの部分にして過小評価されている部分」を担っていたと賛辞を寄せている。

メタリカは『ブラック・アルバム』の30周年盤と53組のアーティストが同作の曲を「独自の解釈」でカヴァーした『メタリカ・ブラックリスト』が9月10日にリリースされることが決定している。

『メタリカ・ブラックリスト』にはセイント・ヴィンセント、ビッフィ・クライロ、フィービー・ブリジャーズ、アイドルズ、マック・デマルコ、ウィーザー、リナ・サワヤマ、スリップノットのコリィ・テイラーらが参加している。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ