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エリック・クラプトンはワクチン接種の証明が必要なコンサートではパフォーマンスを行わないと述べている。

エリック・クラプトンは新型コロナウイルスを受けての政府の制限に反対の立場を取っており、昨年ロックダウンに懐疑的なヴァン・モリソンと共に“Stand and Deliver”をレコーディングしている。これはヴァン・モリソンが新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために政府の対応について歌った多くの曲の一つとなっている。

7月19日にロックダウンの制限が解除されたことを受けて、エリック・クラプトンは反ワクチンの活動家であるロビン・モノティ・グラッジアデイのテレグラム・アカウントで声明を発表している。「2021年7月19日の月曜日のボリス・ジョンソンによる発表を受けて、私自身も発表しなければならないと思いました。私は差別された観客のいるステージでパフォーマンスは行わないと言っておきたいと思います。あらゆる観客が参加できる状態にならない限り、私は公演をキャンセルする権利を行使します」

イギリス政府は9月からナイトクラブや大規模イベントに参加するには2度のワクチン摂取の証明が必要となることを発表している。

「知れば知るほど、政府だけでなく、世間の人々とも距離が空いていくのが分かったんだ」とエリック・クラプトンは先日語っている。その後、エリック・クラプトンはテレグラムのようなアプリでロックダウンに反対するコミュニティに参加するようになったという。

ワールド・ツアーをキャンセルしなければならなかったことについて「悲惨だった」と評したエリック・クラプトンは完全にUKから離れることも考えたが、アメリカでもヴァン・モリソンとのコラボレーションは批判を受けることになったと語っている。「ロックダウンやその懸念について語り始めた瞬間にトランプ支持者だと言われるんだ。すごくつらいフィードバックがあったよ」

一方、音楽界ではジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、デミ・ロヴァート、ドリー・パートン、クイーンのロジャー・テイラー、オジー・オズボーン、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、ウィリー・ネルソンらがワクチンの接種を呼びかけている。

ブリトニー・スピアーズもワクチン接種を受けており、「インターネットでみんなが言っているほど悪いものじゃない」として「何も感じなかった」と語っている。

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