Shamil Tanna/NME

Photo: Shamil Tanna/NME

ノエル・ギャラガーはアデルとその楽曲を「年寄り向け」だと批判している。

『テレグラフ』紙によれば、ノエル・ギャラガーは「ミュージック・フィーズ」にアデルについて尋ねられ、自らの意見を留めておくことはなかったという。「アデルについて俺が何を思ってるのか知りたいっていうんなら、しょうがないから言ってやるよ。この大ヒットの騒ぎが一体何なのか分からないんだ。アデルの音楽は好きじゃないんだよね。年寄り向けの音楽だと思うんだよ。

ノエル・ギャラガーは、最近の音楽が「安っぽいものばかり」に成り下がってしまった一部としてアデルを考えているという。「音楽は死ぬほど平凡に成り下がってるよ。安っぽいものばかりだよね」

ノエル・ギャラガーは騒動を起こそうとしているのではなく、ただ自分の意見を言っているだけなのだという。「何か聞かれたら、正直に答えちまうんだ……何か理由があるわけでも、問題を起こそうとしているわけでもなくね」

アデルの『25』はUKのアルバム・チャートで最速で100万枚に達した記録を塗り替えている。これまで初週のセールス記録を持っていたのは、オアシスの『ビー・ヒア・ナウ』だった。

しかし、辛辣で知られているノエル・ギャラガーだが、本当は自分の好きな音楽について語りたいという。「俺の大好きなU2コールドプレイについては誰も聞いてこないのに、ほら見ろ。最近はアデルの話ばっかりだよ」

アデルのファンたちはこの件をよくは思っていないようで、ノエル・ギャラガーのコメントに抱いた落胆の気持ちをツイッターに綴っている。

https://twitter.com/Steveeeennn/status/674254045146685440

ノエル・ギャラガーがまたアデルに暴言。

ノエル・ギャラガーは別のインタヴューでオアシスを解散した時の後悔についても語っている。

「(2009年にパリで)オアシスを去る当時、あれはひどい夜だった。いつか下さなければいけない判断だとは分かってはいたけど、それでも俺たちが元通りになる何かを感じた日は1日もなかったんだ。だからどうすればいいかは分かっていた。あれは正しい行動だったんだ、間違いなくね。オアシスの将来に見えていたものは、もっとデカいツアーをやって、もっと金を稼ぐことで、それは素晴らしいことだ。俺はソロになる予定はなかったが、そうしたほうが幸せになるようなめちゃくちゃな有様だったんだよ」

また、ノエル・ギャラガーは新作を作らない限り、ザ・ストーン・ローゼズのライヴを観に行くつもりではないことも明かしている。

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