Jenn Five/NME

Photo: Jenn Five/NME

ウルフ・アリスは第58回グラミー賞にノミネートされたことを受けて、「完全に御機嫌」と心境を明かしている。

ウルフ・アリスは、デビュー・アルバム『マイ・ラヴ・イズ・クール』のUS盤に収録されている“Moaning Lisa Smile”で、アラバマ・シェイクスやフローレンス・アンド・ザ・マシーン、フー・ファイターズ、エル・キングと共に最優秀ロック・パフォーマンス部門にノミネートされている。

ノミネートを受けてバンドはフェイスブックに写真と「すげえ。グラミーの最優秀ロック・パフォーマンス部門にノミネートされちゃったよ。完全に御機嫌だね。リサ・シンプソンをロックしてやろうぜ」というコメントを投稿している。

投稿はこちらから。
https://www.facebook.com/wolfalicemusic/photos/a.188991184483535.42733.156582101057777/905709732811673/

第58回グラミー賞の授賞式はロサンゼルスのステイプル・センターで2016年2月15日に行われる。

ケンドリック・ラマーは11部門でノミネートされて最多となっている。最新作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』は、『NME』が選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2016の第2位にランクインしており、主要4部門では最優秀アルバム賞と“Alright”で最優秀楽曲賞にノミネートされている。

他には最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・パフォーマンス、テイラー・スウィフトとの“Bad Blood”でのポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス、フライング・ロータスとの“Never Catch Me”による最優秀ダンス・レコーディングにノミネートされている。また、最優秀ラップ・ソングでは“Alright”とカニエ・ウェストの共作曲“All Day”の2曲でノミネートされている。

「彼の芸術的才能の証です」とレコーディング・アカデミーCEOのニール・ポートウはケンドリック・ラマーのノミネートについて語っている。「彼は自らの創作物について非常にシリアスな人物で、かなり長い間にわたって取り組んできました。そして、今回のノミネートはそうした努力が報われた一つの例だと思うのです」と語っている。

主要4部門のノミネート作品は以下の通り。

最優秀レコード賞
・ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード “Really Love”
・マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ “Uptown Funk”
エド・シーラン “Thinking Out Loud”
・テイラー・スウィフト “Blank Space”
・ザ・ウィークエンド “Can’t Feel My Face”

最優秀アルバム賞
・アラバマ・シェイクス『サウンド&カラー』
・ケンドリック・ラマー『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』
・クリス・ステイプルトン『トラヴェラー』
・テイラー・スウィフト『1989』
・ザ・ウィークエンド『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』

最優秀楽曲賞
・ケンドリック・ラマー “Alright”
・テイラー・スウィフト “Blank Space”
・リトル・ビッグ・タウン “Girl Crush”
・ウィズ・カリファ feat. チャーリー・プース “See You Again”
・エド・シーラン “Thinking Out Loud”

最優秀新人賞
・コートニー・バーネット
・ジェイムス・ベイ
・サム・ハント
・トリー・ケリー
・メーガン・トレイナー

それ以外のノミネート作品は以下のサイトで御確認ください。

https://www.grammy.com/nominees

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