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グラストンベリー・フェスティバルは9月に会場で観客を入れたライヴ・ミュージックのイベントを開催する許可を取得している。

『NME』ではイベント名が「イークイノックス(Equinox:秋分)」となることを独占で報じていたが、9月にライヴ・イベントを開催するのに向けてグラストンベリー・フェスティバルは一歩現実に近づいている。

例年は5日間にわたって開催されているグラストンベリー・フェスティバルは今年1月の時点で新型コロナウイルスへの懸念から今年も1月に中止されている。しかし、グラストンベリー・フェスティバルは9月に2日間のライヴ・イベントを開催する申請をメンディップ地区議会に行っていた。

今回、議会の委員会はイベントの開催を許可する判断を下している。ただし、そこには50の条件が掲げられている。

そのなかには合意内容としてライヴがピラミッド・ステージのみで行われること、最大の来場者数はアーティストやスタッフを含めて49999人にすること、キャンピングは行わないことが含まれている。

許可の責任者だったサム・フリップ議員は次のように語っている。「許可について検討されたのがいつだとしても、メンディップでは地元の人々へのイベントによる影響を的確に評価し、妥当なバランスを見つけようとしています」

「グラストンベリー・フェスティバルが9月にコンサートを開催することについて住民からの意見を聞いて、許可に際して50以上の条件を付け加えることにしました。それが賢明な対策となり、イベントのリスクに見合うものになっていることを願います」

「もちろん、新型コロナウイルスについても安全なものでなければなりません。なので、メンディップは主催者や他の団体と協力して、その件についても大丈夫なように取り組んでいきます」

彼は次のように続けている。「新型コロナウイルスについてもこのイベントが成功することを願っています。秋にサマセットのこの地域にミュージック・ラヴァーが戻ってくるのを楽しみにしています」

グラストンベリー・フェスティバルの開催地であるワージー・ファームは7月から8月にかけて、キャンプ場として場所を公開することも発表されている。

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