2015年10月、テレビ番組「サッカー・AM」に出演したノエル・ギャラガーは、ザ・ストーン・ローゼズが「すごいことになってる」と語った。11月2日には、ザ・ストーン・ローゼズ自身がレモンのロゴが入ったポスターを16枚1セットにしてマンチェスター周辺に掲示し、2016年のライヴの再始動を匂わせている。そして、今年2月下旬から3月上旬にかけて、ツイッターや掲示板では、3月4日にEPがリリースされるという噂で持ちきりだったが、結局EPが発売されることはなかった。
そして、3月13日には『ザ・ミラー』紙が情報筋の話として「イアン・ブラウンと連中は次のアルバムを準備するのに取りかかっているんだ」と報じた。我々は、この匿名の情報提供者を信じることができるだろうか? 信じるべきなのだろうか? それを検証するにはまず、ニュー・アルバムの噂が流れ始めた2012年まで遡る必要があるだろう……。
2012年5月21日
ザ・ストーン・ローゼズを題材にした映画『スパイク・アイランド』の脚本を執筆したクリス・コグヒルは、彼らが「少なくとも3〜4曲をレコーディングした」と語っている。
2012年7月22日
ギタリストのジョン・スクワイアは報道陣に対し、楽曲のレコーディングは完了しており、後は次のアルバムのスリーヴをデザインするだけだと語った。
その様子はこちらから。
2012年8月23日
ザ・ストーン・ローゼズの伝記を執筆したジョン・ロブは、BBCラジオ6ミュージックの番組で次のように語っている。「イアン・ブラウンと何度か偶然会った時、彼は新曲ができたと言っていた。それから、バンドは2枚のアルバムの契約を結んだそうだから、彼らが新作をリリースするってことが予想できるね。イアン・ブラウンによれば、それはサイケデリック・ポップらしい。リハーサルに立ち会った人とも話をしたけど、新曲は本当に素晴らしいと言っていたよ」
2013年1月22日
スウェードのフロントマン、ブレット・アンダーソンは『NME』に対し、「数ヶ月前、マニと話したよ。パーティーで会ったんだ。バンドで何曲か制作したと言っていた」と語っている。
2013年5月31日
シェーン・メドウズ監督によるドキュメンタリー映画『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』のプレミア会場で、再び新作について尋ねられたギタリストのジョン・スクワイアは「今、取り組んでいるところだ。5年くらいで準備できると思う。いくつか新曲もできた。でも、詳細は言えないんだ。レコーディングするまで新曲はライヴでやらない。今年は新作のために動いてる」と語っている。
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