エド・シーランは先日、彼が弱冠12歳の時に書いた曲をツイッターに投稿し、「僕の才能は生まれ持ったものだとは誰にも言われたことがない」とコメントしている。練習こそが才能を作るのだ。
しかし、それでも、なかには元から才能を持っていたスターもいる。結果論かもしれないが、今から紹介するミュージシャンたちには将来性を感じることだろう。ブリトニー・スピアーズからボノまでご覧いただきたい。
1. ブリトニー・スピアーズ
ブリトニー・スピアーズは10歳の時、アリーヤからアッシャーまで様々なアーティストが出演したコンテスト系の米テレビ番組「スター・サーチ」に出演した。1992年、彼女は歌手としての力を完璧に備えており、マーティ・トーマスに負けたことが理解し難いほどである。マーティ・トーマスはブロードウェイのスターになり、現在は歌姫たちとのコラボレーションなどで迷走している。ブリトニーはやはり、ブリトニーだ。
2. リジー・グラント(ラナ・デル・レイ)
Tシャツにジーンズ姿のラナ・デル・レイを見るのは変な感じだ。彼女の名前や外見はともかく、音楽性は今日とほとんど変わらない。ムーディで、60年代の豊かで女性らしい魅惑的な雰囲気がある。しかし、イメージというのは大きな違いを生むもので、ラナ・デル・レイのような危ういキャラクター性を持っていないリジー・グラントは、観客を前に緊張しているように見える。
3. ステファニー・ジャーマノッタ(レディー・ガガ)
まだ肉のドレスを着ていない頃だ。これは2005年の映像で、ニューヨーク大学のインター・レジデンス・ホール・カウンシル(学生クラブ)にて未来のレディー・ガガが裸足にロング・ドレスでオリジナルのスムーズ・ジャズを演奏している様子である。少し混乱を生むかもしれないが、後に観客の1人が「気をつけろよ、ノラ・ジョーンズ」と話していた。
4. ロビン・ペックノールド(フリート・フォクシーズ)
フリート・フォクシーズのフロントマンが17歳の時、友だちのアーロン・マニーノとサイモン&ガーファンクルの“America”を演奏しているところである。アーロン・マニーノの父親がこれを撮影し、Youtubeに投稿した。彼らは他にも、レディオヘッドの“Let Down”の演奏も撮影している。
5. グリーン・デイ
ビリー・ジョー・アームストロングの17歳の息子が、ジェイコブ・デンジャーの名前でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた。この映像は1990年の5月10日、アームストロングがグリーン・デイのファースト・アルバム『39/スムーズ』(この年の4月に発売)と、その後1992年に発表された『カープランク!』の曲を演奏している様子である。結成時のメンバーだったジョン・キフメイヤーが格好良くドラムを演奏している。後ろで恥ずかしそうに、控えめに踊っているティーンにボーナスポイントをあげたい。
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