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フィル・コリンズが来年自伝を発売することをペンギン・ランダムハウスが明らかにしている。

これは元ジェネシスのメンバーであるフィル・コリンズにとって初めての著書となる。

フィル・コリンズはこの件に関して、「ここ数年、何度か自伝を出さないかって言われていたんだけど、今じゃないって気がしていたんだ。たった今まではね」と語っている。

「ペンギン・ランダムハウスっていう良い出版社と出会えて、俺の音楽人生の良いことも悪いこともすべてを記録して、自分の立場で物事を伝える準備ができたんだ。ありのまますべてをね!」

同書を出版するペンギン・ランダムハウスのグループ会社、センチュリー出版社のディレクターであるベン・ダンは、自伝について「今まで語られることがなかった最も素晴らしいストーリーのひとつ」で、「我々がずっと読みたいと切望していたもの」であると表現し、次のように付け加えている。「初期の物語には、ただただ息を飲みます。この本を出版できることを光栄に思います」

この自伝は2016年10月に、ハードカバーと電子書籍で発売される予定になっている。

フィル・コリンズは2010年に、最後のアルバム『ゴーイング・バック』をリリースしている。

また彼は最近、アデルがニュー・アルバムの制作をしばらくやめていたことについて「ずるいヤツ」だと話している。

「彼女は俺に連絡をよこして、一緒に曲を作ってくれるかって頼んできたんだ。作り途中の曲を完成させるよう俺に送ってきてね。初めは、オーディションで落ちたのかどうかも分からなかったんだ。彼女からの連絡が途切れたからね」と、フィル・コリンズは『Q』誌に対して語っている。

「あいつは『違うのよ、引っ越しをしたり、子どもの面倒を見るのに時間をとられちゃったりで、今は何も活動していないの』って言ってたよ。でも、今度また、ニュー・アルバムが出るっていうじゃねえか。俺のやつは入ってないな、分かってんだよ」

そしてさらに「アデルは小ずるいヤツだよ」と、フィル・コリンズは付け加えている。

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