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カメラ・オブスキュラのキーボード・プレイヤーでヴォーカリストであるキャリー・ランダーが、骨癌の一種、骨肉腫のために亡くなった。

バンドは10月11日にオフィシャル・フェイスブックを通してキャリー・ランダーの死を発表している。「深い悲しみにありますが、癌に伴う病のために今朝おだやかにキャリー・ランダーが亡くなったことをお伝えしなくてはなりません」とフェイスブックには投稿されている。「我々は友人にしてバンド・メイトを亡くし、彼女の伴侶であるケニー、御家族、友人の皆様に深くお見舞い申し上げます」

残された4人のメンバーであるトレイシーアン・キャンベル、ギャヴィン・ダンバー、ケニー・マッキーヴ、リー・トムソンの4人は、キャリー・ランダーによるSarcoma UKへの寄付キャンペーンへのファンの援助に「心を動かされた」と述べている。バンドは引き続きキャリーに代わって引き続き人々に寄付を勧め、キャンペーンを告知していくという。

「彼女は間違いなく、みなさんに愛され、評価を受けるなかで旅立ちました。我々はみなさんの援助や僕らや彼女に送っていただいた言葉に感謝しています」とバンドは綴っている。「このバンドと、僕らの音楽、長きに亘ってみなさんに楽しんでいただいたこれらのすべてが彼女にとって大きな意味を持っているのです」

キャリー・ランダーは2002年にカメラ・オブスキュラに加入し、全部で4枚のアルバムに参加している。2011年に骨肉腫と診断されたものの、キャリー・ランダーはバンドでの活動を続け、今年8月にカリフォルニアとメキシコでのツアーをキャンセルし、闘病のための時間をとることを決めている。

「ジャストギヴィング」のページに彼女はこう綴っている。「おそらくわたしを助けるには遅すぎるんだけど、もし将来なにかを見つけることができたら、すごいことだと思うし、それは子供にそんな大変な治療をせずに、生きていけるよりよいチャンスを与えられることだと思うの」

「極めて幸運なことにわたしはここ4年間、普通の生活に近い状態で暮らすことができて、カメラ・オブスキュラでも演奏しつづけることができたのね。病気が分かる前から取りかかり始めていたアルバムもレコーディングできて、もう一度ライヴをできたのは素晴らしいことだったわ。アルバムを買ってくれたり、ライヴに来てくれたり、なにかしらでわたしたちをサポートしてくれたみんなに、本当に感謝しています」

「悲しいことに、病気が再びわたしを襲ってきていて、このことについてもう少し詳しく話す時期だと思ったの。そして、同じような病気を抱える人々を助けるために少しでもお金を集められたらとおもったの」

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