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リアム・ギャラガーは「ギター・ミュージックを救い出す」というカサビアンの発言について語っている。

カサビアンのサージ・ピッツォーノは今年リリースされた最新作『フォー・クライング・アウト・ラウド 』について『Q』誌に次のように語っている。「ギター・ミュージックを奈落の底から救うって感じなんだ! 本当に奈落の底に落ちてしまったからね」

『NME』のインタヴューの中でこの発言についてリアム・ギャラガーは反応を示して次のように語っている。「カサビアンは好きだよ。でも、そうじゃないわけでさ」

リアム・ギャラガーは次のように続けている。「一部分を見る奴が多いんだけどさ、ロックンロールってのは音楽やルックスだけじゃないんだ。何を言ってるかってことなんだよ。最近のバンドの多くはさ、インタヴューを読んでても昏睡状態に陥っちゃうよ。全員、過保護にされてる感じで、間違いを犯す覚悟ができてないんだ。踏み外すと、取るに足らないキャリアが終わっちまうと思ってるんだよ。みんなキャリアにしがみついてて、それってすごく悲しいことだと思うよ。だって、そういうことをしてしまったために自分で面目を潰すことになるんだからな。ドアを蹴破るための存在になるべきなんだよ。ラジオで流れてる曲なんてラジオで流すべきんじゃないんだよ。クズだらけだからな」

リアム・ギャラガーはこのインタヴューの場で再びU2を批判しており、自身の曲“You Better Run, You Better Hide”を「自分たちがこのロックンロール界に貢献していると考えている、ロック・スター気取りの間抜けども全員」への批判と評し、「実際には貢献していないやつばかりだ」としている。

リアム・ギャラガーは次のように続けている。「U2みたいな連中に目を向けてるんだ。数年前にも奴らは『俺たちはロックンロールを主張するために戻ってくる』ってなことを言ってたけど、完全にナンセンスだよね。俺からすると、連中は大きなバンドに値する名作を書いてないんだよ。あらゆる手段を使ったものであれば、名作を作れるはずだよ。連中はビートルズじゃないからな。まさに“You Better Run, You Better Hide”だよ。だから、今回のアルバムは横っ面を引っぱたいて、喝を入れる作品になってるんだよ」

ブロッサムズやバスティルのようなバンドについて訊かれるとリアム・ギャラガーは「あいつらについてはあまり聴いたことがないんだよな」として次のように続けている。「最近のギター・バンドはみんな地面に旗を刺した、その近くで生きて、死んでいくって感じでね。90年代はさ、キャストやパルプとか、いろんなバンドがいたわけでね。みんなラジオでかかってたし、レコードも売れてたんだ。俺たちはまさにいたるところに存在してたんだよ。それが突然、レコード会社が『いいか、これからは若くてルックスがよくて、首にギターを数本ぶら下げた奴らと契約する。少しギターが入ったポップなレコードを作るんだ』ってなってさ。奴らはみんなテイク・ザットみたいで、ちょっとだけギター・バンドっていうね。エッジのない、水で薄めたようなひどいギター・ミュージックでさ。なんにもないんだよ。単に『おえっ』ていうね。最近も、いわゆるより重きを置いた重量級のギター・バンドもいるけどさ――名前は挙げないけど、いっぱいいるよ――そいつらは90年代のキッズが作ろうとしてたのとまったく同じものを作っててさ。あれは恥じるべきだね」

インタヴューの他の部分でリアム・ギャラガーは珍しく政治の領域について触れ、イギリスのEU離脱やドナルド・トランプ米大統領への自身の見解を明かしている。

リアム・ギャラガーは本日10月6日にソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』をリリースしている。

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