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アクセル・ローズはAC/DCの『ロック・オア・バースト』ツアーを「ファンにとって正しいもの」としてやりたいと語っている。

ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、ブライアン・ジョンソンがツアーをやめるか、さもないと聴覚を永久に失う可能性があると医師に診断されたのを受けて、代わりにフロントマンを務めることが発表されている。

アクセル・ローズは5年ぶりとなる「BBC 6 ミュージックのインタヴュー」に応え、ブライアン・ジョンソンのポジションに差し代わることとなったが、それは彼への「非礼」を意味するものではないと語っている。

「ある一面では嬉しいし、興奮してるけど、祝福というのにはふさわしくないと思ってるんだ。ある意味、誰かの犠牲があるわけだからね」と彼は語っている。

アクセル・ローズはまたAC/DCに参加するというのが自身のアイディアであったことを明かしている。「ブライアンの聴覚をめぐって事態が進行しているのをニュースで知った日に電話したんだ」

彼は次のように続けている。「彼らのプロダクション・マネージャーである人間にすぐ電話したんだよ。だって、既に売っている公演や売り切れた公演かなんかで問題が起こると分かったからね。それで、もし俺に手助けすることができて、もし俺にやることができて、バンドが興味を持ってくれるんなら、喜んで手伝うよって言ったんだ。そうやって始まったんだよ」

「『俺がAC/DCのために歌ってやる』なんて感じじゃなかったんだ。『もし俺にできるなら、もし彼らもそう思ってくれるなら』って感じだったんだよ」

アクセル・ローズは5月7日のリスボン公演でライヴへの初出演を果たす予定となっている。しかし、バンドの楽曲の一部については 果たして歌うことができるかは確かではないとしている。

「『バック・イン・ブラック』の楽曲の多くは本当に挑戦なんだ。だから、ブライアンへの非礼のためにここにいるなんてことはまったくないんだ。彼が歌ってるのを自分のものにするなんてまったくできないからね。彼は偉大なシンガーだしね。AC/DCの曲を歌うのは本当にチャレンジなんだ。ファンにとって正しいものをやれるように頑張るよ」と彼は語っている。

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