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デヴィッド・ボウイが健康問題を抱えながら、肝臓ガンで亡くなったことをボウイに近い関係者が明らかにしている。

デヴィッド・ボウイは1月10日に享年69歳で亡くなっている。公式の声明によれば、「18ヶ月に及ぶ勇敢なガンとの闘いを受けて」亡くなったという。

亡くなる前にデヴィッド・ボウイは「ラザルス」と題した新たな舞台に取り組んでおり、一緒に取り組んでいた演出のイヴォ・ヴァン・ホーヴェはボウイが病気にあったことを「1年ほど」知っていたという。

「『ラザルス』に取り組み始めて、ある段階の時に僕を脇に呼んで、病気のためにずっとここにいることはできないってことを伝えてくれたんだ。彼は僕にガンにかかっていることを教えてくれて、肝臓ガンにかかっていると言ったんだ」

「出演者はずっと知らなかった。『★(ブラックスター)』をレコーディングしたミュージシャンも知らなかったんじゃないかと思ってる」とイヴォ・ヴァン・ホーヴェは『ザ・インディペンデント』紙に語ったという。「病気に勝たせずに、この二つのプロジェクトを成し遂げるためにあらゆる努力を彼はしていたんだ」

「ボウイは死の臨終まで曲を書いていたと言ってもいい。獅子のように闘い、ずっと獅子のように取り組んだんだ。そのことに、途方もない敬意を持ってるよ」

2014年にデヴィッド・ボウイの伝記を出版したウェンディ・リーは、亡くなる前に何度か心臓発作に見舞われていたと語っている。ウェンディ・リーは「BBCニュース」に対して「ガンとの闘いだけではなかったのです。ここ数年で6度の心臓発作を起こしていたと、彼に近い人から私は聞いています」

デヴィッド・ボウイは死の直前、69歳の誕生日である1月8日に最後のアルバム『★(ブラックスター)』をリリースしている。

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