ナイン・インチ・ネイルズはデヴィッド・ボウイが1980年に発表した“Fashion”をカヴァーした映像がYouTubeで公開されている。
これは1月9日に開催された配信ライヴ「ア・ボウイ・セレブレーション:ジャスト・フォー・ワン・デイ!」で撮影されたもので、トレント・レズナー、マンディグ・レズナー、アッティカス・ロスがデヴィッド・ボウイのバンドの面々に加わっている。
紫のフィルターがかけられた映像はそれぞれのメンバーを写した昔のテレビが並ぶものとなっていて、VHS風の映像が挟み込まれるものとなっている。
トレント・レズナーがリード・ヴォーカルを担当し、マリクイーン・マンディグ・レズナーがバッキング・ヴォーカルを、アッティカス・ロスがプログラミング、アレンジ、ミックスを担当している。他にはカルロス・アロマーとジェリー・レオナルドがギターで、マーク・プラッティがベースで、マイク・ガーソンがピアノで、スターリン・キャンベルがドラムで、キャサリン・ラッセルがバッキング・ヴォーカルで参加している。
「2021年1月9日にトレント・レズナー、マリクイーン・マンディグ・レズナー、アッティカス・ロスはデヴィッド・ボウイの人生を讃えるのを手助けしてくれ、『ア・ボウイ・セレブレーション:ジャスト・フォー・ワン・デイ!』で“Fashion”を披露してくれました」と動画の概要欄には書かれている。
パフォーマンス動画はこちらから。
「新型コロナウイルスによる制限で限られたクルーで行うことになりましたが、ライヴは行われて大きな評判を獲得しています。トレント、マリクイーン、アッティカスと共に演奏したデヴィッド・ボウイのバンドの面々も含め、生配信では映像がそれぞれ切り分けられていましたが、私たちはナイン・インチ・ネイルズのクリエイティヴ陣と作業に取り組みました。これは生配信の間、全員に観てもらいたいと思ったパフォーマンスであり、今回その機会を設けることができて喜んでいます」
メッセージは視聴者にセイヴ・ザ・チルドレンへの寄付を呼びかけて締めくくられている。
「ア・ボウイ・セレブレーション:ジャスト・フォー・ワン・デイ!」にはボーイ・ジョージ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ペリー・ファレル、ピーター・フランプトン、スリップノットのコリィ・テイラー、ヤングブラッド、アンナ・カルヴィ、デュラン・デュランらが参加している。
先日、トレント・レズナーはデヴィッド・ボウイの1995年の『アウトサイド・ツアー』でナイン・インチ・ネイルズがオープニング・アクトを務めたことを振り返って、デヴィッド・ボウイに追悼の意を表している。
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