メタリカのラーズ・ウルリッヒはバンドの新作について「遅々として進まない」と語り、しばらくはアルバムが日の目を見ないことを示唆している。
メタリカは2016年11月にリリースされた『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』に続く新作に意識を向けており、11月には「すごく真剣にソングライティングに取り組んで」いたと語っており、先月にはアルバムがメタリカ史上最高のアルバムとなると語っていた。
今回、『クラシック・ロック』のダイアモンド・ヘッドのブライアン・タトラーによる新たなインタヴューでラーズ・ウルリッヒはメタリカの新作の話になって、その進捗について訊かれている。
「遅々として進まないね」とラーズ・ウルリッヒは答えている。「今はすごくクレイジーな時代で、収まる気配もまったくないだろ」
「動きもなくはないけど、一緒に集まれないのに、多くのことをやるのは大変なんだ」
今年9月、ラーズ・ウルリッヒは新型コロナウイルスのパンデミックをめぐる状況が新曲を書くにあたって物理的な制約を生んでいると『NME』に語っている。
「今、この件について一番難しいのは計画を立てようとすることでね。というのも、5分後には計画が変わっているんだ。今の世界の状況というのはそういうことだし、それを受け入れて屈するしかないわけだからね」
「世界が脆いこと、そして、時にはその行動を止めて、人間が横柄にも思い通りになると思っていることがすぐに狂うことを理解し、感謝し、謙虚になるのを思い出すいい機会だと思うよ」
先週、元メタリカのベーシストであるロン・マクガヴニーはバンドが初期に使っていた名刺をソーシャル・メディアで公開している。
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