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メタリカのベーシストであるロン・マクガヴニーはバンドが初期に使っていた名刺をソーシャル・メディアで公開している。

ロン・マクガヴニーは1982年にベーシスト兼バッキング・ヴォーカリストとしてバンドに在籍し、初期のメタリカのデモに参加している。彼に代わって1982年12月にクリフ・バートンが加入している。

ロン・マクガヴニーはツイッターで彼の在籍時にメタリカが使っていた名刺の写真を公開している。

名刺にはバンドのロゴと「パワー・メタル」のフレーズが記されており、名刺の下部に記された電話番号についてロン・マクガヴニーは説明している。

「電話番号は1979年に自分のベッドルームで使っていたものなんだ。1981年に2軒離れた借家に引っ越したんだけど、電話番号も持っていったんだ。その家からメタリカは始まったんだよ。1983年から1987年まで住んでいたマンションでもこの番号を使っていたね」

ロン・マクガヴニーはかつて『ショックウェーヴス』に名刺を作ったのは「クラブのプロモーターにデモと一緒に送るためだった」と語っている。「名刺はメタリカのロゴと電話番号が記されるはずだったんだ」

「でも、その最初のものを見て、ロゴの下に何か入れることにしたんだよね。『ハード・ロック』も『ヘヴィ・メタル』も嫌だったから、それで『パワー・メタル』という言葉を作ったんだ。いい響きだと思ったんだよね。自分の知る限り、この言葉を使っているバンドはいなかったからね」

「バンドに名刺を持っていった時のことを覚えているよ。ラーズは怒っていてね。『何をしてくれたんだ? パワー・メタルってどういうことだよ? こんなくだらないことをするなんて信じられないね。パワー・メタルなんて言葉があったら、この名刺は使えないよ』と言っていた」

ロン・マクガヴニーは2011年にサンフランシスコで行われたライヴで約30年ぶりにメタリカと共演している。

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