フー・ファイターズはニュー・シングル“Waiting On A War”をリリースすることを発表している。
“Waiting On A War”は2月5日にリリースされる通算10作目のアルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』からの最新の楽曲となっている。
フー・ファイターズのデイヴ・グロールはこの曲についてツイートで次のように述べている。「ワシントンD.C.の郊外で育った子どもとして常に戦争を恐れていた」
As a child growing up in the suburbs of Washington DC, I was always afraid of war.
(thread)
— Foo Fighters (@foofighters) January 13, 2021
「空をミサイルが飛び、兵士が自分の家の裏庭に来る悪夢を見ていた。その多くは1980年代前半の政治的緊張と国の首都の近くだったことから来ていたんだ」
「自分は子ども時代を希望の見えない未来の暗い雲の下で過ごしたんだ」
フー・ファイターズは新曲の一部音源を使用した映像と共に“Waiting On A War”を現地時間1月14日にリリースすることを発表している。
'Waiting On A War'
The new song releasing January 14th.#MedicineAtMidnight pic.twitter.com/tHG1FqexVN— Foo Fighters (@foofighters) January 13, 2021
デイヴ・グロールは“Waiting On A War”について次のように語っている。「70年代後半から80年代前半の政治的緊張感と軍事力争いの中で核戦争に向かうんじゃないかという子どもの頃に抱いていた恐怖感から来ているんだ。核爆弾のホロコーストで死ぬんじゃないかと怖かったんだ。去年、娘を学校に送っていったんだけど、当時はアメリカと北朝鮮の緊張感が高まっていて、娘もニュースで観たらしいんだよね」
「彼女が訊いてきたんだ。『パパ、戦争になるの?』ってね。それで彼女ぐらいの年齢の時に感じていたことを思い出して、『なんてくだらないんだ』と思ったんだ。恐怖という暗い感情によって子供時代にその美しさや無垢さが失われてしまうことがどれだけつらいことかってね。“Waiting On A War”はそういうことについての曲なんだ」
アルバムからはこれまでに“Shame Shame”、“No Son Of Mine”が公開されている。
フー・ファイターズはバンドの25周年を記念してヴァンズと協力して独自のスニーカーを発売することも明らかになっている。
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