エルトン・ジョンはデーモン・アルバーンについてその多様な音楽カタログから「英国の至宝」と評している。
エルトン・ジョンはゴリラズの最新プロジェクトである『ソング・マシーン:シーズン1 – ストレンジ・タイムズ』に収録の“The Pink Phantom”でデーモン・アルバーンとコラボレーションしている。
新たなインタヴューでエルトン・ジョンはデーモン・アルバーンがその商業的な成功を見込んでではなく、興味を持っているからプロジェクトにのめり込むんでいることに賛辞を寄せている。
「デーモンは本当にスペシャルなんだ」とエルトン・ジョンは『レコード・コレクター』誌に語っている。「彼は僕が本当に憧れている人物なんだ」
「彼のやってきたことを見た時に、ブラーの彼とオアシスを比較してみてもさ、ブラーは最新作(2015年発表の『マジック・ウィップ』)も傑作だしね。ブラー以外でやったことを見ても、彼は本当にいろんなことをやっているわけでさ」
彼は次のように続けている。「彼はパリで上演されたオペラも完成させたんだ」
「僕としては彼は英国の至宝だと思っているんだ。彼は自分のやりたいと思ったことをやっているだけなんだよね。彼にとって成功とはトニー・アレンのような素晴らしいミュージシャンと仕事をすることなんだ。自分の興味あることをやっているだけなんだ」
「さらにはボビー・ウーマックともアルバムをやっているわけでさ。そういう考えに僕は憧れるんだ。というのも、彼は常に楽しみにしているんだ」
先日、デーモン・アルバーンは新型コロナウイルスに対する政府の対応について「アートへの共感がない」と語っている。
来週行われるゴリラズのオンライン・ライヴに先立ってデーモン・アルバーンはPAニュースに次のように語っている。「今の現政権はまったく悲しいことにアートへの共感がないんだ。イギリスのカルチャーの重要な部分なのにね。イギリスのカルチャーにとって欠かせない部分なんだよ」
「今は本当に惨めな国で暮らしているんだ。僕らは自分たちを高揚させてくれるアートが必要なのにね。アートは国民の健康にとっての処方薬の一つなんだよ」
一方、エルトン・ジョンは12万枚のCDと1万5000枚のアナログ盤を保有していると明かしている。
73歳のエルトン・ジョンは音楽のコレクションをすべて倉庫ではなく自宅に保管しているとして、そのため常にアクセスすることができると説明している。
「12万枚のCDと15000枚のアナログ盤を持っているんだ」とエルトン・ジョンは『ゴールドマイン』に語っている。「自宅の棚に保管されていて、何でもいつでもアクセスできるんだ」好きなフォーマットについてエルトン・ジョンは「間違いなくLPのほうが好きだね」と語っている。
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