AC/DCのドラマーとして活動してきたクリス・スレイドは「心から正直」に言って、まだバンドに在籍していると考えていると語っている。
クリス・スレイドはフィル・ラッドがドラッグ所持で逮捕されたことを受けて2014年発表の『ロック・オア・バースト』のツアーからAC/DCに参加している。
米『ローリング・ストーン』誌の新たなインタヴューでクリス・スレイドはAC/DCと仕事をしているのかと訊かれている。「僕の知っている限りで、心から正直に言えば、自分はAC/DCの今のドラマーだと思っているよ」と彼は語っている。
「嘘のように聞こえる人もいるかもしれないけどさ。前にもインタヴューでそう言ったら、人々は『あいつはだまされているんだよ。彼はもうドラマーではないんだ。彼は自分の言っていることが分かってない』なんて言っていたからね」
彼は次のように続けている。「誰も電話してきて、『ところで、君はもうドラマーじゃないんだ』とか、『フィルがもう3年もバンドにいるんだ』とか言ったりしていないからね」
「誰もそんなことは言ってない。僕の知る限りね。確かにフィルがバンドに戻るのももっともだということが分かるぐらい冷静だけどさ。僕は知らないよ。『ロック・オア・バースト』の時に電話をもらったのが最後だったのかは分からない。僕はすべての可能性にオープンなんだ。そうあるべきだと思うしね。なんでもありなんだよ」
AC/DCについては先日、ニュー・アルバムが完成したと報じられている。
先月、AC/DCはニュー・アルバムのレコーディングを終えているものの、新型コロナウイルスを受けてリリースを延期したと報じられていた。
AC/DCの噂されている新作についてトゥイステッド・シスターのディー・スナイダーは「サプライズがある」と語っている。
「でも、僕に言えるのはクラシック・ラインナップがもう一度集まって、いくつかのサプライズがあるということでさ。僕には言えないようなね。マルコム・ヤングに関しては驚きのあまり顎が外れそうになるようなものだったよ。彼は今もいると言えるんじゃないかな。だから、僕らのよく知る、愛してきたAC/DCなんだよ」
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