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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは週末にサリーにある自宅に迫った山火事と闘った消防士に賛辞を寄せている。
ブライアン・メイは現地時間8月10日にインスタグラムに投稿した長文で、8月7日に国定自然保護区のチョーバム・コモン全体に広がった山火事のために自宅兼スタジオから避難することを迫られたことについて述べている。
「緑豊かで普段湿度の高いイングランドのサリーでこんなことが起こり得るなんて想像もしていなかったよ」とブライアン・メイは山火事後の写真と共に述べている。「僕らはオーストラリアの広大な山火事との闘いについても支援してきたし、カリフォルニア州を荒廃させた火事を悲しく見つめていたけど、自宅のある郡でこうしたことが起きるのを見るのはショッキングでトラウマ的なことだった」
「これらの写真はアン・ブラマーと僕で、僕の全人生を注いだ自宅兼スタジオから1マイル以内でまだ山火事がくすぶっている時に調査したものなんだ」
サリー郡の地元当局は8月10日に現場は安定したものの、山火事が再び激しくなるのを懸念して今週は消防士が現場に残ると述べている。
ブライアン・メイは次のように続けている。「今日からは僕の敷地に隣接するサニングデール・ゴルフ・コースの原野で危険で大きな山火事を食い止めるために命を賭けてくれた素晴らしい消防士たちに感謝し始めることができる。昨日はすべてが火に包まれる恐れの中で実用的なものやかけがえのないものを救い出したんだ。でも、そんなことが起きないように祈っていたよ」
「今日、祈りの答えは出た。火は食い止められたんだ。ただ、危険は終わっていない。乾燥した熱波は今後も災害を引き起こす炎を生み出す大きなリスクになり得るんだ」
ブライアン・メイはサリー、サセックス、ハンプシャーの消防士に感謝して、寄付や支援を呼びかけている。
「政府が資金の不足によって国民保険サービスの活動を妨げたように同じようなヴィジョンの欠如がこの国を火災に弱い状態にしているんだ。消防署は人員も資源も致命的にカットされているんだ。我々の指導者による意志決定プロセスではひどいことになってしまうものがあるんだ」
「我々を守ってくれる人の富や人名以上に短期的な経済的利益を優先する限り、この国をずっと危機に晒すことになる。抜本的な考え方の見直しが必要だということがどんどん明らかになっているよね」
先月、ブライアン・メイはブラック・サバスのトニー・アイオミとの長年噂されていたコラボレーション作品についてまだリリースされるという希望は残っていると語っている。
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