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モーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスターがパリ同時多発テロについて語り、犯人たちについて「クソで臆病者だ」と呼び、批判している。

レミー・キルミスターは、イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴ中に多くの命が奪われたパリのバタクランで、事件翌日にライヴを行う気持ちがあったと述べている。

レミー・キルミスターは、ドイツZDFのテレビ番組「Aspekte」に対して次のように語っている。「事件当時、俺たちは生の現場の様子をテレビで見ていた。まだ銃声が聞こえたよ。何も言えなかった。あいつらには言葉も出ない。何のためなんだ? 罪のない人を殺すことが勇敢なことだと思うか? クソだよ。臆病者だ」

「俺は翌日にでもあそこへ行こうと思ったよ。もしあいつら(テロリストたち)が人々の行動を止められるなら、あいつらの勝ちってことになる。でも、あいつらに俺を倒すことはできない。俺は俺がやるはずだったことをやる。だが、警察が(俺たちのショウを)キャンセルするなら、それについてはどうしようもない。俺たちがキャンセルしたんじゃないんだ」

パリで起きたテロで亡くなった132人のうち少なくとも89人が、イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴを訪れており、犠牲者にはバンドのマーチャンダイズ販売担当であったニック・アレキサンダーも含まれている。さらに100人を超える負傷者も出ている。

『Vice』は、イーグルス・オブ・デス・メタルにインタヴューを行った様子を1分間の動画で公開している。その中でフロントマンのジェス・ヒューズは、次のように語っている。「何人かの人は僕らの楽屋にも隠れたんだ。でも、襲撃者はそこにも入ってくることができて、全員殺したんだよ。僕の革ジャンの後ろに隠れた人を除いてね。みんな、死んだふりをしてたんだ。ほんとに恐ろしかったと思う。あれだけ多くの人が亡くなったのは、本当に多くの人が友人を置き去りにせず、他の人を守ろうとしたからなんだ」

バンドは事件を受け、残りのツアー日程をすべてキャンセルし、後日声明を発表している。その中で、自分たちがまだ「恐怖を感じて」おり、事件は「想像を絶する状況」だったと語っている。

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