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メタリカのラーズ・ウルリッヒは新型コロナウイルスのパンデミック以降の食事提供の取り組みについて語っている。

4月にメタリカの非営利団体「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ・ファウンデーション」は35万ドルを新型コロナウイルスの影響を受けた人々を援助するチャリティ団体に寄付している。寄付はバーテンダー・エマージェンシー・アシスタンス・プログラム、フィーディング・アメリカ、ダイレクト・リリーフ、クルー・ネイションに行われ、今月も追加で29万5000ドルを寄付している。

新たなインタヴューでドラマーのラーズ・ウルリッヒはバンドのボランティアとしての取り組みについて語っている。

「統計を見て最もクレイジーだと思うのはアメリカ人の6人に1人が食に困ることになるというものでね。子供の場合は4人に1人だ。クレイジーだよ」とラーズ・ウルリッヒはテレビ番組『フル・フロンタル・ウィズ・サマンサ・ビー』で語っている。

「これはこれまででも最も高い数字で、パンデミックの中でここ数ヶ月起きてきたことを考えると、もっと悪くなるかもしれないわけでさ」

貧困問題に取り組み、労働教育を行い、ヴォランティアを促進させているオール・ウィズイン・マイ・ハンズ・ファウンデーションについて全チケット代から1人あたり2ドルがこの団体にいくようにしていると語っている。

「メタリカはオール・ウィズイン・マイ・ハンズを数年前に食事や教育、自然災害で困っている人々に取り組むために始めたんだ」と彼は語っている。「ここ2〜3年はアメリカをたくさんツアーしてきたんだけど、どの公演でも地元のヴォランティアと会ったことで、全州をカヴァーできるようになったんだよね。何百マイルも車を走らせてきたんだ」

彼は次のように続けている。「アメリカ中の多くのファンがさらに物事を進めてくれるのを見ると、デンマーク人としてのハードロック精神があたたまるよね。基本的にメタリカが公演をする時はチケット代から2ドルが自分たちの団体にいくようにしていて、その内の多くがフィーディング・アメリカにいっているんだ」

一方、メタリカはサンフランシスコ交響楽団とのライヴ作品『S&M2』が8月28日にリリースされることが決定している。

『S&M2』は1999年発表のライヴ作品『S&M』に続く作品で、『S&M』から20周年となることを記念して行われたサンフランシスコ交響楽団と共演した2019年9月の公演が収録される。この公演の映像は昨年の10月9日に一夜限りの劇場上映が世界各地で行われた。

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