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ビリー・ジョエルはエンパイア・ステート・ビルディングをライトアップして“Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)”を披露した映像が公開されている。

このパフォーマンスは新型コロナウイルス救済チャリティ特別番組「ライズ・アップ・ニューヨーク!」で披露されたもので、番組にはビリー・ジョエルと同じくニューヨーク出身のマライア・キャリー、アリシア・キーズの他、スティング、ボン・ジョヴィといったニューヨークと縁の深いアーティストが出演している。

ビリー・ジョエルの演奏に先立ってニューヨーク州知事アンドリュー・クオモはビリー・ジョエルを次のように紹介している。「ニューヨークのスピリットを体現する人物として彼以上の人は思い当たらない。世界的スターである前に生まれも育ちもニューヨークの生粋のニューヨーカーで、私の友人であり、ブラザーであり、デラとレミーの父であり、そして“ピアノ・マン”であるビリー・ジョエル」

パフォーマンスの映像はこちらから(ビリー・ジョエルのパフォーマンスは1分58秒から)。

演奏された“Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)”は、破滅的な災害後に多くのニューヨーカーがマイアミに隠退し、曲の語り手が2017年になって孫へ当時の惨状を語って聞かせるという内容になっていて、「ブロードウェイの灯が消えてしまった/エンパイア・ステートビルは倒され/壮大な摩天楼が崩れ落ちるのを見た/人々はみなずっと前に去ってしまった/マンハッタンは海に沈められた」という歌詞を持つこの曲は数多くのチャリティ・イベントで演奏されている。

番組で寄付を募ったロビン・フッド・ファウンデーションには結果的に1億1500万ドル(約123億円)の救済資金が寄付された。収益金は食事やシェルター、教育、健康問題などで支援を必要とするニューヨーカーに全額寄付される。

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