GETTY

Photo: GETTY

ステレオフォニックスのフロントマンであるケリー・ジョーンズは新たなインタヴューで彼の10代の子供がジェンダーを変えたことについて語っている。

ケリー・ジョーンズはフィアーン・コットンによるハッピー・プレイスというポッドキャストに出演して、15歳のロリータ・ブーツィが今はコルビーという名前の男性となったことを説明している。

「自分としては、その手のことについてはまったく明るくなかったからね。だから、家族として遅れを取り戻さなきゃならなかったんだ」とケリー・ジョーンズは語っている。

「ブーツィが独自のセクシャリティに身を置いているのは気づいていたよ。自分に言えたのは、それはしばらく続くだろうってことでね。そしたら、彼女があれやこれやと質問してきたんだ」

「ブーツィはそれがセクシャリティではなく、ジェンダーの問題であることを理解していたんだ。性転換の問題であることをね。それで、今はブーツィからコルビーになったんだ」

ケリー・ジョーンズはブーツィがいなくなったことを「悲しむ」時期を経験したと語り、次のように説明している。「しばらくの間はすごく激しい感情になってしまって、ある夜、ものすごくムカついたのを覚えている。動物のような声を出して、何が起こっているのか答えを出せなかったんだ」

「悲しむプロセスを経ることになるんだよ。というのも、娘を失って、息子ができたような感じだからね」

「それと、他の子供たちについても責任を負わなければならないわけでね。彼らがどうそれと向き合うか、あとは祖母とかね」

ケリー・ジョーンズは次のように続けている。「今はもう誰かを失ったなんて思っていない。コルビーが家にいて、妹のミスティもクリスマスの絵でコルビーという言葉を書いていた。すべてがそうした素敵で些細なことにあるんだよ」

昨年、ケリー・ジョーンズは“Fly Like An Eagle”についてコルビーがジェンダーを変えたことに影響を受けたことを明かしていた。「これは俺とブーツィの物語が基になっているんだ」と彼は語っている。「筋書きを書いて、同性愛のブーツィに見せたんだ。それで、『君が経験したことに合ってる?』と尋ねたんだよ。そしたら、ブーツィはそうなっていると言ってくれたんだ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ