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システム・オブ・ア・ダウンのドラマーであるジョン・ドルマヤンはバンドが新作をリリースすることについて「非常に実現しにくい」と語っている。

システム・オブ・ア・ダウンが最後にリリースしたアルバムは2005年発表の『メズマライズ』と『ヒプノタイズ』となっている。

2011年の活動再開以降、何度かスタジオに入っているシステム・オブ・ア・ダウンだが、新曲は発表されていない。2018年にシステム・オブ・ア・ダウンはリリースがないことについてクリエイティヴ面での違いが原因だと語っている。

昨年、ジョン・ドルマヤンはニュー・アルバムを完成するには「くだらないことを脇に置いて」、「共通のゴールのために一緒にやる」べきだと語っていた。

ディーン・デルレイによるポッドキャスト「レット・ゼア・ビー・トーク」に出演したジョン・ドルマヤンはフル・アルバムが完成する見込みはほとんどないことを明かしている。

「非常に実現しにくいと見てるね。自分がやりたいのかどうかさえ分からないよ」とジョン・ドルマヤンは語っている。「たくさんのドラマとくだらないことがあったからね。どうでもいいよ」

続けてジョン・ドルマヤンは『メズマライズ』と『ヒプノタイズ』以降の休止期間の間も「アルバムを作るために必死に闘ってきた」と語っている。

「誰よりも自分が電話をしていたんだ。『一緒にやろう。エゴは脇に置こう。ミーティングをやろう。何が何でもだよ。スタジオに入ろう。そして、どうなるか見てみよう』ってね。でも、成し遂げることはできなかった。失敗したんだ」

ジョン・ドルマヤンは次のように続けている。「人間関係がずっと壊れてしまっているんだよ。1人ずつね。4人で関係を持とうとしたんだけどね」

新曲をレコーディングしないのはフロントマンのサージ・タンキアンとギタリストダロン・マラキアンによるものだという過去の報道についてジョン・ドルマヤンは次のように語っている。「ダロンとサージだけじゃないよ。このバンドを作っているのは4人だからね。アルバムを作らないのも4人なんだよ」

「だから、僕ら全員に責任があると思う。ダロンとサージだけのせいにはできないよ。実のところ、彼らが主なソングライターだから、そう考えるのは簡単なんだけどさ」

昨年12月、サージ・タンキアンは未発表音源をファンと共有したいと語っていた。サージ・タンキアンはその考えに乗り気でありつつも、他のメンバーもそうかは分からいことを示唆している。

「システム・オブ・ア・ダウンの未発表曲かい?」とサージ・タンキアンは自身の「パトレオン」のページでファンに応じている。

彼は次のように続けている。「なるほど。大賛成だね。他のみんなを説得してくれよ」

システム・オブ・ア・ダウンは6月に開催予定だったダウンロード・フェスティバルでヘッドライナーを務める予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止されている。

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