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パラモアのヘイリー・ウィリアムスはデュア・リパの“Don’t Start Now”をカヴァーした映像が公開されている。

ヘイリー・ウィリアムスは現地時間2月4日にBBCラジオ1の「ライヴ・ラウンジ」に出演して、カヴァーする曲としてデュア・リパの最新作からの楽曲を演じている。

バック・バンドと共に演奏に入る前にヘイリー・ウィリアムスは司会のクララ・アンフォに「そんなに多くは聴いてないから、私たちなりのやり方でやってみるわ。デュア・リパの承諾を得られることを願っているわ」と語っている。演奏後には次のように語っている。「この曲をやるのは初めてだったの。興奮してるわ。すごく楽しかった」

ヘイリー・ウィリアムスによる“Don’t Start Now”はハウス・ビートを削ぎ落とした、ゆったりとしたバージョンになっているものの、ファンクの要素は残されている。

パフォーマンスの映像はこちらから。

ヘイリー・ウィリアムスはBBCラジオ1のアニー・マックの番組に出演して、アルバムのタイトルに込められた意味について語っている。「“Simmer”の歌詞の一節なの」と彼女は語っている。「少し前に(頭蓋骨と仙骨を調整して髄液などの流れをよくする療法である)頭蓋仙骨療法を受けに行ってね。多くの人たちが超自然現象の魔女のようなお医者さんがやっているものと思っているかもしれないけど、私は助けになるものなら何にでも手を出すようにしていてね。机に寝そべっていた時に、私から花が咲くっていう不思議なイメージが思い浮かんできたの。それも美しく咲くのではなく、痛々しく、グロテスクに咲いていくというものでね。その時に、私からたくさんの何かが育まれようとしていて、痛みを伴うほどに懸命に育まれようとしているんだということを思ったの」

彼女は次のように続けている。「私にとって、それはハードな世界の中で柔らかくあり続けるためのマントラのようなものなんじゃないかって思ったの。痛みを感じて、それをすべて自分に向けながら、たとえ最初は醜くても、それを埋め合わせられるような何かを生み出すためのね。歌詞では『wrap yourself in petals for armor(鎧のための花弁に自分を包み込む)』って歌っているんだけど。私はこれまでずっと自分を守るための一番の手段は、弱さを受け入れて、時にたくさんの痛みを感じながらも、たくさんの喜びを感じる時があっても大丈夫だって思えるようになることだって考えてきたの」

先日、ヘイリー・ウィリアムスはソロ・プロジェクト『ペタルズ・フォー・アーマー』からの新たな楽曲“Leave It Alone”が公開されており、家族に関するトラウマを歌った同曲は3月8日にリリースされるアルバム『ペタルズ・フォー・アーマー』に収録される。

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