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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーはかつてステージでマスクが取れてしまった経験をきっかけに「片頭痛がするほどキツく」マスクを被るようにしていると語っている。

コリィ・テイラーは2001年に出演したオズフェストのステージでマスクが取れて隠していた素顔が露呈してしまったことをきっかけに、思い切った手段を取ることを余儀なくされたと語っている。

アルバムごとに新しいマスクを被っているコリィ・テイラーだが、マスクを被る時の経緯について彼は『ケラング!』誌に次のように語っている。「使い慣らすことに限るんだ。痛みと喜びの絶妙なバランスが取れた時には、マスクを被っていることにすら気が付かないようになって、マスクがショウの一部になるんだよ」

「俺にとってマスクを被るパターンは2つある。1つは写真撮影のためで、もう1つはライヴのためだ」

「ライヴの時には、片頭痛がするほどキツく締めておく必要があるんだ。俺は音速で首を振っているから、マスクがいつ飛んでいってしまってもおかしくないわけでさ。2001年にカンザス・シティで出演したオズフェストで“People = Shit”を演奏している最中に、まさにそれが起きてね。激しく動いている最中に頭に風を感じてさ、目は閉じていたんだけど、青みがかった気味の悪い俺のブロンドの髪がさらされたんだ」

「俺はゆっくり屈んで、マスクを着け直したんだ。俺はその時に、不快になるまでキツく締めなくちゃいけないということに気が付いたんだ。マスクはできる限り丈夫に作らなくてはいけないんだよ。一瞬にして飛んでいってしまいかねないからね」

2019年に公開されたコリィ・テイラーの現在のマスクには当初、ファンから賛否が寄せられていたものの、彼はそうした意見について「まったく気にしていない」と語っている。

数々のホラー映画を手掛けてきた特殊メイクアップアーティストのトム・ サヴィーニが手掛けた現在のマスクは昨年、スリップノットの“Unsainted”のミュージック・ビデオでお披露目されており、公開当初はファンの間で様々な意見が挙がっていた。

一方、スリップノットは先日、今年8月にUKで初めて開催されるノットフェスのチケットの詳細が明らかになっている。

スリップノットは現地時間1月14日にダブリンの3アリーナからUK/アイルランド・ツアーをスタートさせる予定となっている。

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