デヴィッド・ボウイは今週開催される上映会で未公開映像が上映されることが決定している。
1月8日に73回目の誕生日を迎えたデヴィッド・ボウイは現地時間1月10日に『ボウイ:オディティ・トゥ・マーズ』と題された上映会が開催されることが決定している。1月10日は彼が亡くなってから4年目を迎える日となっている。
レスターのナショナル・スペース・センターで開催される既にソールド・アウトとなっているこのイベントでは、デ・モントフォート大学のマーティン・リチャードソン教授が撮影したデヴィッド・ボウイの未公開映像が上映される予定となっている。
マーティン・リチャードソンは1990年代にデヴィッド・ボウイと5年にわたる交流があり、1999年発表のデヴィッド・ボウイのアルバム『アワーズ…’』に使用されている写真の3Dバージョンの制作を依頼されている。
マーティン・リチャードソンは同作がリリースされる前年、動かすことのできるデヴィッド・ボウイの巨大なホログラムを作成するために彼の実験的な映像を撮影している。このプロジェクトは新たなテクノロジーを取り入れることに前向きだったデヴィッド・ボウイの姿勢を受けて制作したものだという。
長年にわたってマーティン・リチャードソンのスタジオで保管されていたという30分におよぶこの映像は今回、上映会のために映像作品として編集されている。
デヴィッド・ボウイとの3D作品の制作をマーティン・リチャードソンは次のように振り返っている。「ボウイは私にこう言いました。『このホログラムが完成したら、国中で話題になる。僕が君を有名にしてみせるよ』と」
「防音のスタジオに戻った彼は『それで、君は僕にどうしてほしい?』と私に言いました。僕は『ジギー・スターダストやシン・ホワイト・デュークを見て少年時代のアイドルになったロックスター、デヴィッド・ボウイを自分が監督するんだ!』と思いました」
彼は次のように続けている。「様々なポーズをするデヴィッドの30分におよぶ映像を撮影しました。彼はこの上なく素敵な人でした」
『ボウイ:オディティ・トゥ・マーズ』では映像作品の他にも、デヴィッド・ボウイにインスピレーションを受けたテキスタイルやアート、ファッション、写真などが展示されるという。
『ボウイ:オディティ・トゥ・マーズ』の詳細はこちらから。
https://spacecentre.co.uk/event/bowie-oddity-to-mars/
一方、デヴィッド・ボウイは今年のレコード・ストア・デイに2つの新たなリリースがあることも発表されている。
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