GETTY

Photo: GETTY

モトリー・クルーのシンガーであるヴィンス・ニールは彼とトミー・リーの確執が再結成ツアーを阻んでいるという噂を完全否定している。

2015年、モトリー・クルーは「ザ・ファイナル・ツアー」と銘打った最後のツアーを行い、72カ国164公演で約1億ドル(約108億円)の興行成績を上げている。2014年、最後のツアーであることを揺るぎないものにするため、モトリー・クルーの4人のメンバーは「ツアー活動の休止」を定めた契約を結び、どのメンバーも将来モトリー・クルーの名義でパフォーマンスを行わないことを決定している。

しかし、「レイダー・オンライン」はヴィンス・ニールとトミー・リーはどちらが先に自らの行いを正さなければならないかをめぐって口論になったとのことで、言葉の応酬があったと報じている。

記事では次のように述べられている。「情報筋によれば、モトリー・クルーはもしヴィンス・ニールが40ポンド(約18kg)を落として施術を受けるなら、ライヴネイションとの1億5000万ドル(約160億円)のツアーで現金を手にする見込みがあるとのことです。しかし、内部関係者によれば、58歳のヴィンス・ニールはプロモーターによる減量のリクエストについて激怒したとのことで、酒を大量に飲むトミー・リーのほうが自らの行いを正す必要があると主張しています。それによってトミー・リーも納得していないとのことです」

これを受けてヴィンス・ニールはツイッターで報道を一蹴している。「みんな、こんな噂は嘘なんだ。伝記映画のプレミアからバンド・メンバーとは話をしていないんだ。公演をキャンセルしたのは背中の問題で、今、治療を受けているところなんだよ。トミーと自分の間にはなんの諍いもないよ。いわゆるこうしたゴシップ・サイトのことは一切信じないでくれ。ロックし続けてくれよな」

先日、モトリー・クルーのニッキー・シックスはバンドメイトであるヴィンス・ニールに対するスティール・パンサーからのコメントに穏やかではない返答で反論している。

先日、スティール・パンサーのフロントマンであるマイケル・スターはウェブサイト「リトル・パンク・ピープル」によるインタヴューの中で、生き返らせたいと思う故人のミュージシャンは誰かという質問に「ヴィンス・ニールを生き返らせたいね」と答えている。続けてドラマーのスティックス・ザディニアから「彼は死んでないよ」と指摘されると、マイケル・スターは次のように応じている。「いつかヴィンス・ニールを生き返らせたいよ。あの男は死んでいるからね」

このコメントはニッキー・シックスが擁護するツイートを誘発している。「スティール・パンサーのシンガーはくたばれって感じだな。ヴィンス・ニール、一緒にコイツをやっちまうか?」とニッキー・シックスはツイートしている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ