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カニエ・ウェストは多額の税金の還付として、これは神からの贈り物だと考えていると語っている。

日本時間10月26日に通算9作目となるニュー・アルバム『ジーザス・イズ・キング』をリリースしたカニエ・ウェストは先日、アメリカのテレビ番組「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」の名物企画「カープール・カラオケ」のスピンオフ版「エアプール・カラオケ」に出演して、6800万ドル(約73億円)の税金が還ってきたのは敬虔なキリスト教徒になったおかげだと考えていることを明かしている。

「神は僕を使って示そうとしているんだ」とカニエ・ウェストはジェームズ・コーデンに語っている。「僕は昨年、1億1500万ドル(約124億円)を稼いだんだけど、最終的には3500万ドル(約38億円)の負債が残っていたんだ。でも、今年に入って見てみたら、6800万ドルの税金が還付されていたんだ」

「体制のために負債に陥っている人の話を聞いて、こういう人たちについて会話をしなきゃいけないよね。彼らは神に仕えているわけだからね」

実際には多額の税金が還付されたのは神の思し召しではなく、彼の友人でもあるドナルド・トランプ大統領による税制改革の恩恵を受けてのものとなっている。

番組の中でカニエ・ウェストは2016年に精神を病んだことが神に傾倒するきっかけになったとも語っている。

「数年前に入院した時に『カラバサスで教会を始める』と書いたんだよね」と彼は説明している。

「神が僕にやるべきこととして残してくれたんだよ。神は今も僕もさらなる高みへ導いてくれているし、想像もしていなかったような新たな領域へと僕らを導いてくれているんだ」

「神はいつも僕のためのプランがあって、僕を使いたがってくれるんだ。けど、神は僕に苦しむことを望んで、僕の苦しみや痛みを人々が見ることを望み、僕に汚名を着せて、人間としてのあらゆる経験をさせてくれたたんじゃないかと思うんだ」

「おかげで、今や僕が神に救われた話をした時に、より多くの人たちがその経験に共感してくれるようになったわけでね。単に『私たちは彼というスーパースターを見て育ちました』っていうだけだったら、精神を病んだり借金を抱えているような今の僕よりも説得力がなかったはずだからね」

『NME』は『ジーザス・イズ・キング』について「歓喜に満ちたゴスペルのコレクション」と評している。

4つ星をつけたレヴューで『NME』のジョーダン・バセットは次のように述べている。「偉大なるロックスターの先代たちと同様、カニエ・ウェストは神のジュークボックスのヴォリュームを上げている。『ジーザス・イズ・ゴッド』には彼のトレードマークとも言える突飛なユーモアこそ欠けているかもしれないが、その不足分をあたたかさや未来への希望が補っている」

先日、カニエ・ウェストは『ジーザス・イズ・キング』を引っ提げたツアーを「すぐに」スタートさせる可能性も示唆している。

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