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セックス・ピストルズは幻のシングルが今週オークションに高値で出品されるという。

オークションは現地時間11月1日にチッペナムにあるウェストブルック・ファームのオークション・ルームで開催されるとのことで、12000ポンド〜15000ポンド(168万円〜210万円)の落札額が見込まれている。

“God Save The Queen”のシングルは元々1977年にA&Mレコーズのためにレコーディングされたもので、わずか10枚しか現存していないとされている。

セックス・ピストルズはバッキンガム宮殿の屋外でレコード契約を結ぶ調印式を行ったが、これが激しい議論を呼ぶこととなり、契約が破棄されて、製造されたシングル盤も破棄されたことで知られている。

今回出品されるシングル盤はレコード会社の倉庫に残っていたわずか10枚のうちの1枚となる。

『スウィンドン・アドバイザー』紙に対して競売人でアナログ盤の専門家であるマーティン・ヒューズは次のように語っている。「多くの貴重なレコードを売りに出す特権に恵まれてきましたが、これはそのなかでも最も興奮するものです」

「セックス・ピストルズはこれからも最も象徴的で、文化的に重要なパンク・バンドであり続けるでしょう。今回はコレクターにとって音楽史を構成する一品を手にすることのできるチャンスなのです」

セックス・ピストルズについては先日、巨大な成功を収めたクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』に続いて、彼らのアナーキーなキャリアを追った伝記映画の制作が進められていると報じられている。

セックス・ピストルズは伝記映画の制作が進行している次のバンドであることが報じられており、UKの映画会社であるスターライト・フィルムズが18ヶ月前からその制作に取りかかっているとされている。

フィルムメーカーのアイーシャ・プランケットは『デイリー・スター』紙に次のように語っている。「私たちは『ボヘミアン・ラプソディ』の興行成績に感銘を受けました。この結果は、人々がこのような映画を求めていることの証明でしかありません」

※公開後、記事を修正しました。

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