テーム・インパラはニュー・アルバム『ザ・スロー・ラッシュ』の発売日を発表し、新曲“It Might Be Time”を公開している。
新作『ザ・スロー・ラッシュ』を2020年にリリースすることを発表していたテーム・インパラだが、バンドは今回アルバムが2月14日にリリースされることを発表している。
“Borderline”、“Patience”といったシングルをリリースしてきたテーム・インパラだが、今回、サイケで濃密な新曲“It Might Be Time”を公開している。
テーム・インパラはインスタグラムでアルバムと新曲を発表しており、ケヴィン・パーカーはリリース日の遅れについて説明し、2020年にはツアーを行うことを約束している。
「ありとあらゆる言い訳をみんなに差し出すこともできるんだけど、基本的には僕の心や魂や脳の提供できる最善でなければ提供したいと思わない僕の責任に行き着くんだ」とケヴィン・パーカーは述べている。「でも、やっとみんなにリリース日を伝えることができて、ものすごく安心している。みんなもそうだと思うんだけどさ」
「Beats 1」のゼイン・ロウの番組で新曲“It Might Be Time”についてケヴィン・パーカーは次のように語っている。「僕はスーパートランプのメロディーとか、70年代のプログレとかエモーショナルなものが好きなんだけどさ。僕はディストーションのかかった仰々しい強烈なドラムも好きなんだよ。僕は長い間、ドラムをこんなふうにメインに据えた曲をやってこなかったからね。ドラムが爆発しているんだ。これが僕の好きなドラム・サウンドなんだよ」
「どんな音楽でも、僕の聴いている音楽、ロックンロールでもヒップホップでもなんでもいんだけど、ドラムが最も好きな要素なんだ。他の人は僕ほどドラムを気にかけてないと思う。僕はドラムを自分の音楽の前面には据えてこなかったんだけど、今回はそうしてみたんだ」
新作『ザ・スロー・ラッシュ』は、ロサンゼルスとケヴィン・パーカーのホームタウンであるオーストラリアはフリーマントルのスタジオでレコーディングされ、ケヴィン・パーカー自身がアルバムに収録予定の12曲のプロデュースとミックスを手掛けている。
アルバムについて『ニューヨーク・タイムズ』紙にケヴィン・パーカーは次のように語っている。「収録される楽曲のほとんどが『時の流れ』を表現しているんだ。これまでの人生が流れるように目に映っては、今後の人生が鮮明に見えてくる様な……この『時の流れ』に心を奪われているんだ」
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