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トゥールは、2015年唯一のライヴをレッド・ツェッペリンのメンバーの格好で行ったことが明らかになっている。

トゥールは10月31日にアリゾナ州のテンペで行われたモンスター・マッシュ・フェスティバルに出演し、レッド・ツェッペリンの“No Quarter”のカヴァーもこのライヴのために披露している。

「いいニュースは、今日がファッキン・ハロウィーンであること。悪いニュースは俺らがレッド・ツェッペリンじゃないこと」とメイナード・キーナンはファンに向かって語っている。

ファンが撮影した映像はこちらから。

トゥールのフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナンは、自分たちのファンについて「ほんとくだらないし、バカだ」と発言したことについて、明確に説明している。

あの侮辱的な発言については、バンドを追いかける「狂信的なファン」に向けたものだと弁護している。

「俺たちの中心的なファンベースは狂信的なファンじゃないんだ」とメイナードは米『ビルボード』誌に語っている。「彼らはミュージック・ラヴァーで、アーティストで、いい人たちなんだよ。我慢ならないのは狂信的なファンなんだ」

メイナード・キーナンは、あのコメントは「いくつかのニュース媒体によって文脈を剥ぎ取られ、読者を焚き付けられてしまった」と語っており、ファン全員を「ほんとくだらないし、バカ」とは思っていないとしている。

メイナード・キーナンは『フェニックス・ニュー・タイムズ』のインタヴューでファンを批判し、ファンの怒りを買うことになっている。

インタヴューのなかで、トゥールの歌詞に隠されているユーモアについて訊かれると次のように答えたという。「そうなんだ。ユーモアがあるんだよ。でも、みんな気づかないんだ。そのほかの戯言に気を取られているからね。そんなものはないんだ。ほんとくだらないし、バカだよね。ゴメン。救ってあげられないよ。あまりにシリアスすぎるんだよ。ほんとにね。気楽にしてくれよ」

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