ノエル・ギャラガーは疎遠である父親に対して償いをするつもりはないと語っている。
ノエル・ギャラガーは父のトミー・ギャラガーによるノエル・ギャラガーの母親への虐待的な行為が明らかになってからというもの、父との縁を切っている。1986年に2人が離婚して以来、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは父と口を聞いていないという。
アイルランド版『インディペンデント』紙のインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーは父と和解することはあるかと尋ねられている。「そういうふうに考えたことはないな。だから、ないね」と彼は応じている。「俺にとってはどうでもいい存在なんだ」
「いいところよりも悪いところのほうが完全に上回っているからね。でも、いいんだ。彼のおかげで僕はマンチェスター・シティーのサポーターになったわけだからね。ありがたいよね。それが、あいつがせめて自分にできたことだったわけだからね」
ノエル・ギャラガーは母親との関係についても触れ、弟のリアム・ギャラガーに対する行動で時々電話をもらっていることを明かしている。
「振り返ってみるとさ。一旦家を離れると、母親ってどんな意見も持ちえないわけでね。今になっても彼女が文句を言ってくるなら、『俺がもう52歳だってわかってるだろう? 申し訳ないけどさ。そういう日々は終わったんだよ。もうね』って言うわけでさ。でもさ、親は親なんだよね。俺も自分の子どもには同じようになるだろうね。俺もペギーと同じ年齢になったら、口を出しているはずだよ」
一方、ノエル・ギャラガーは自宅周辺で刃物を使った事件が相次いでいることを受け、ロンドンからの引っ越しを検討していると明かしている。子供たちが通学中に因縁をつけられたりなどの事件に巻き込まれる可能性を懸念しているとという。
「子供たちにロンドンで育ってほしくないと思ったんだよ。ここ最近の間に、家の周囲で2件の刺傷事件が起きていてね。想像の通り、俺は裕福な地域に暮らしているんだけどさ。通りの端に団地があって、もう一方の端にも団地があるんだけどね。その間で抗争が起きているという感じなんだ」
また、ノエル・ギャラガーは、このインタヴューの中で、薬物使用やリハビリについてラップするエミネムは「退屈だ」と述べている。
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