ザ・1975はソーシャル・メディアのアカウントをすべて一旦削除したことを受けて、新曲がまもなく公開されるのではないかという憶測を呼んでいる。
ザ・1975は昨年『ネット上の人間関係についての簡単な調査』をリリースしており、同作はNMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出されている。次回作『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』からの新曲がまもなくリリースされると予告されていた。
今回、セカンド・アルバム『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』や『ネット上の人間関係についての簡単な調査』の時と同様にバンドはフェイスブック、インスタグラム、ツイッターのアカウントを一旦削除している。
バンドのレーベルであるダーティ・ヒットは昨日、『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』の「WAKE UP!」という言葉の書かれたアートワークを公開していた。
— Dirty Hit (@DirtyHit) July 23, 2019
ザ・1975は少なくともレディング&リーズ・フェスティバルの前にはニュー・シングルをリリースするものと見られている。
マット・ヒーリーは『NME』に対して次のように語っている。「すごく家庭的なアルバムなんだ。多くがそういうことについてなんだよ。メンタルヘルスや家族生活についてが主なテーマになっていてね。僕たちは次のアルバムで歌われているような家庭的な環境で『ネット上の~』を制作したんだ。まだ“Love It If We Made It”みたいな曲はないよ。そういう曲は1曲もないんだ」
「『ネット上の人間関係についての簡単な調査』を作っていた時は、何か特定のものを作ろうとしていたわけではなかったからね。もちろん、(マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの)『ラヴレス』のようなアルバムを作りたいと思ったこともあったし、(レディオヘッドの)『OKコンピューター』のようなアルバムを作りたいと思うこともあった。そういうあらゆるアルバムについて言えることだけどさ。(ジョン・コルトレーンの)『ブルー・トレイン』とかね」
「新作では、僕に(ブルース・スプリングスティーンの最も簡素なアルバムである)『ネブラスカ』を目指していた時期やジョン・ホプキンスの『イミュニティ』を目指していた時期があったことを感じ取ってもらえるはずだよ。『ネブラスカ』のような一つの瞬間を収めたようなアルバムを作りたいと思っているんだ」
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