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ビリー・アイリッシュは現在行われている全米ツアーでNPOと協力して、若者に選挙への参加を呼びかけるキャンペーンを行うことが発表されている。

ビリー・アイリッシュは現地時間5月29日に行われたサンフランシスコ公演から『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』ツアーの全米ツアーをスタートさせている。

ビリー・アイリッシュは今回NPOの「ヘッドカウント」と提携して、現地時間6月7日にカンザスシティのシルバースタイン・アイ・センターズ・アリーナで行う公演から、現地時間7月13日にサンディエゴでの公演で最終日を迎えるまで、全米ツアーの各会場で2020年のアメリカ合衆国大統領選挙に向けた事前登録を促すキャンペーンを行うことが発表されている。

ヘッドカウントはミュージシャンと提携して彼らの全米ツアーの各会場で若者たちに選挙への事前登録を促す活動を行っているNPOで、現在行われているアリアナ・グランデの『スウィートナー』ツアーを初め、これまでにのべ100組を超えるアーティストと提携したキャンペーンを行っている。

ヘッドカウントの代表を務めるアンディー・バーンスタインはザ・レコーディング・アカデミーに寄せた声明の中で、ビリー・アイリッシュと提携した理由について次のように述べている。

「彼女は今、世界で最も有名な若手アーティストの1人となっています。さらに重要なことに彼女は投票や民主主義に大きな関心を寄せているのです」とアンディ・バーンスタインは述べている。「(17歳である)彼女はまだ投票の権利が与えられる年齢(18歳)に達してはいませんが、既にカリフォルニア州で事前登録を済ませており、あらゆる年齢層のファンに対して活動的な市民になるのに年齢は関係がないということを示してくれています」

アンディ・バーンスタインは次のように続けている。「音楽は現代のカルチャーに欠かせないものの一つとなっており、コンサートは数千人の若者たちが定期的に一堂に会する唯一の場になっています。ライヴ音楽はまさに新たな投票者たちに登録を促すのに相応しい場所なのです」

ヘッドカウントはビリー・アイリッシュとの提携によって18歳以下の若者たちの事前登録を促したいと考えているという。

ビリー・アイリッシュは以前、『NME』とのインタヴューで若者たちの思想がいかに社会で蔑ろにされているかについて語っている。

「若者たちの考えって過小評価されていると思うの。すべてが真新しくて、何もかもが初めての体験になるのにね」とビリー・アイリッシュは語っている。「私たちは無視されているわけで、それってありえないと思うわ。私たちは何でも知っているのよ」

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