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ボーイ・ジョージはクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』やエルトン・ジョンの『ロケットマン』に続いて彼の伝記映画が制作されることが明らかになっている。

『デッドライン』の報道によれば、映画『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』や『ヒッチコック』で知られるサーシャ・ガヴァシはカルチャー・クラブのフロントマンであるボーイ・ジョージの生涯をテーマにした映画で脚本と監督を務めるという。

現時点でタイトルの付けられていないこの作品は、アイルランド系の労働階級の家に生まれたボーイ・ジョージがカルチャー・クラブとして名声を獲得するまでを描いたものになるという。サーシャ・ガヴァシは『デッドライン』に対し、ボーイ・ジョージについて「先駆者であり、真にオリジナルな存在」だと語っている。

サーシャ・ガヴァシは次のように続けている。「1980年代のロンドンのクラブ・シーンにおいて、ジョージは見逃せない人物となっていました。世の中にカルチャー・クラブの象徴的な楽曲が知られるよりもはるかに前から、彼がスターになることを誰もが確信していたのです」

「ご想像の通り、ジョージの人生は一風変わった楽しい物語ではありますが、同時に心を打つ感動的なものでもあります。彼の人生を映画化できることを誇りに思っており、とても楽しみにしています」

ボーイ・ジョージは昨年『NME』とのインタヴューでカルチャー・クラブでの過去を振り返っている。

「僕はパンクの出身なんだ、分かるだろ」と彼は語っている。「バンドをやる上でのコンセプトの形成に繋がったのは、スティーヴ・ストレンジがジェネレーションXと一緒にヴォルテックスのステージで飛び跳ねていたのを観たことや、ザ・スリッツだったり、そういったバンドたちを観てきた経験なんだよ。そういうパンクにおけるエキサイティングなDIYのカルチャーが新ロマン主義の誕生に繋がったんだ」

彼は次のように続けている。「バンドは家族のようなものだからね。『ああ。僕がどうして君たちと一緒にやっているかは分かってる』って思える限りは大丈夫なんだ。そういう波もあっていいものなんだよ。『本当は君のことが嫌いなわけじゃないんだ。明日は嫌いになるだろうけど、今日は大好きだよ』っていうさ。僕たちはまだ、お互いとのコミニュケーションの取り方を学んでいるところなんだ。たくさん自分自身を改善する努力をしているよ。自分の振る舞い方について、自分自身に言い聞かせている。でも、時には『ノー』と言う勇気も必要なんだ」

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