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テイラー・スウィフトはLGBTQの権利擁護団体に11万3000ドル(約1250万円)を寄付したことが明らかになっている。

昨年10月にアメリカの中間選挙に向けて自身の政治姿勢について沈黙を破り、民主党の2人の候補を支持することを表明していたテイラー・スウィフトは今回、LGBTQの人々に不利な法案の撤回を州議会に請願するために発足した150人の宗教指導者からなる団体「テネシー・イコーリティ・プロジェクト(TEP)」に多額の寄付を行ったことが明らかになっている。

「親愛なるクリスへ。私はこの手紙をみなさんの取り組み、とりわけ私たちの州議会における『スレート・オブ・ヘイト(ヘイト助長)』に立ち向かうために、テネシーの信仰指導者の請願を集めていた最近の取り組みに刺激されたことを伝えるために書いています」とテイラー・スウィフトがTEPの事務局長であるクリス・サンダースに送った手紙には綴られている。

「私の心からの感謝の気持ちを彼らにお伝えいただき、みなさんや指導者の方々がなさっている取り組みの支援のためにこの寄付をお納めください。彼らがすべての人々に信仰の場所を与えてくださっていることに感謝しています」

クリス・サンダースは地元紙「ザ・テネシアン」に対し、テイラー・スウィフトからの寄付を「名誉に思っており、感謝している」と語っている。

「テイラー・スウィフトは長年にわたってLGBTQコミュニティの味方でいてくれました」とクリス・サンダースは述べている。「テイラー・スウィフトはテネシーにおける我々の闘いに目を向けてくれており、宗教指導者の方々を初めとした、恐怖の中で愛のために声を上げている多くの方々と共に声を上げ続けてくれています」

テイラー・スウィフトは昨年、民主党の上院議員候補であったフィル・ブレデセンへの支持を表明してファンに次のように呼びかけている。「私はこれまでも、これからも、この国おいて私たちが享受して然るべきだと考える人権を保護し、そのために闘ってくれるのはどの候補かというのに基づいて投票します。LGBTQの人の権利のための闘いというのを応援しています」

「性的指向やジェンダーによる、いかなる形の差別も間違っていると思います。この国でいまだに目にする有色人種への制度的人種差別はおぞましく、不愉快であるものの、蔓延しています」

テイラー・スウィフトはその後、母親のアンドレア・スウィフトと共に民主党の候補に投票したことを報告して次のように述べている。「テネシー州出身の2人のこちらの女性は、分別があって信頼できることを証明してくれた候補者に投票したわ」

「私たちはリーダーシップを望んでいるの。恐怖に基づいた過激なものではなくね」

一方、オルト・ライト層はテイラー・スウィフトがフィル・ブレデセンを支持したことに激怒していると報じられている。『ザ・ニュー・ステイツマン』誌の報道によれば、オルト・ライトのチャット・フォーラムとして知られる4チャンでは、この件について書き込まれている。

テイラー・スウィフトは先日、3月14日に出席したアイハートラジオ・ミュージック・アウォーズの授賞式で蝶のモチーフの入ったヒール靴を着用していたことがきっかけで、次回作のテーマについてファンの憶測を呼んでいる。

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