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デュア・リパは今年のグラミー賞授賞式での最優秀新人賞の受賞スピーチについて、グラミー賞を主催するレコーディング・ アカデミーの会長であるニール・ポートナウの発言に言及したのは意図的ではなかったと語っている。

ニール・ポートナウは2018年の授賞式後に行われた記者会見で、その年の主要4部門における女性の受賞が1部門しかなかったことについて、女性たちは「進歩しなければいけない」と発言したことで物議を醸していた。

デュア・リパは今年、最優秀新人賞の授賞スピーチで次のように述べている。「最初に伝えたいのは、今年、本当に素晴らしいたくさんの女性アーティストの方々と共にノミネートされたことをとても光栄に思っているということです。私たちは今年、本当に進歩したと思います」

デュア・リパは今回『エル』誌との新たなインタヴューの中で最優秀新人賞の受賞が発表された瞬間のことを振り返っている。「おかしなくらいアドレナリンが出ていたわ」と彼女は語っている。「びっくりして自分が聞いたことに固まってしまったの。私の名前が呼ばれた瞬間に頭が真っ白になった。すごく緊張したわ。最前列にはレディー・ガガが座っていて、私に投げキッスをしてくれたの。あの時の私は、『どうしよう、頭がはたらいていない』っていう感じだったわ。けど、どうにか伝えたかったことを伝えることができたと思う。『うーん』とか『えっと』をもっと少なくできていたらとは思うけど、仲間の女性たち全員への感謝を伝えられたことには満足しているわ。それは絶対に伝えたかったことの一つだから」

「進歩」という発言は「意図したもの」だったのかと訊かれると、デュア・リパは次のように語っている。「前もって用意していたわけではないの。口から出てきたっていうだけよ。けど、正しいことを言ったと思ってる。確かに敬意を欠いた発言ではあったにせよ、彼も自分の発言について話しているし、自分がしたことを分かっているわけだしね」

一方、デュア・リパは現在セカンド・アルバムに取り組んでいる。先日、デュア・リパはニュー・アルバムの進捗をファンに報告して、ナイル・ ロジャースとスタジオに入ったことを明かしている。「みんなにもプロセスに一部として参加してもらいたいと思っているの。そういうわけで、今は少しずつ前進しながら、次のアルバムに向けた曲が完成し始めたところよ。なかでも、昨日は本当に特別だったの」とデュア・リパはツイートしている。

また、デュア・リパは現地時間4月2日に、広く噂されている『007』シリーズの次回作の主題歌のミュージック・ビデオの撮影を今夏にスタートさせる可能性が報じられている。デュア・リパは現時点で正式には発表していないものの、噂について昨年次のように語っている。「やりたいけどね。でも、今のところは曲をレコーディングしているわけじゃないし」

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