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スコット・ウォーカーが亡くなったことを受けて、かつて彼がデヴィッド・ボウイの誕生日に送ったメッセージがファンの間で話題になっている。

スコット・ウォーカーの訃報はレーベルの4ADによって発表されており、「妥協なきオリジナリティを持ったソロ・アーティスト、プロデューサー、作曲家」と評している。

ファンはスコット・ウォーカーが残した多大なる功績を称えて、デヴィッド・ボウイが50歳の誕生日を記念して1997年にBBCラジオ1の番組に出演した際に「彼のアイドル」から個人的なメッセージが送られた時の音声を振り返っている。

「やあ、デヴィッド。スコット・ウォーカーです」とスコット・ウォーカーはデヴィッド・ボウイに寄せたメッセージで語っている。「安物の手持ちのテープマシーンから君にメッセージを送っているんだけど、問題がないことを願うよ。今日は悪魔になって、君に質問はしないことにする。きっと君は寄せられた多くのメッセージの中で、君がいかに新しい人たちを認め、いかに多くのアーティストに自由を与えてきたかっていうことを伝えられていると思う。そして、それは紛れもない事実だ」

「他の人たちと同様、僕からも君への長年の感謝を伝えたいと思う。なかでも、君が他のアーティストたちに向けてきた寛容な心についてのね。僕がその恩恵を受けたのは一度じゃない。そのことを伝えさせて欲しい」

彼は次のように続けている。「素敵な誕生日を過ごして欲しい。ところで、僕の誕生日は君の誕生日の次の日なんだ。真夜中の向こう側で、君に乾杯しようと思う」

デヴィッド・ボウイはスコット・ウォーカーからのメッセージにとても感動したようで、声を震わせながら次のように語っている。「素晴らしいよ。窓の外に神が見える。僕は彼に導かれたようなものなんだ。恐れ多いけどね。子供の頃から、彼は僕のアイドルだったと思うからね。本当に感動したよ。テープのコピーが欲しいくらいだ! 本当にありがとう」

スコット・ウォーカーはレディオヘッドやアークティック・モンキーズ、ジャーヴィス・コッカー、ザ・ディヴァイン・コメディなど数多くのミュージシャンに影響を与えている。

トム・ヨークはツイッターで次のように追悼の意を表している。「スコット・ウォーカーがこの世を去ったと聞いてすごく悲しい。レディオヘッドや僕は彼から大きな影響を受けていて、自分の声や言葉をどのように使えるのかを教えてくれたんだ。彼とは一度メルトダウンで会ったことがあるよ。すごく優しくて穏やかなアウトサイダーだった。とても惜しまれることになるよ」

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