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ザ・プロディジーのキース・フリントが亡くなったことを受けて、エセックスのサウスエンドでは彼を讃える壁画が登場している。

キース・フリントは3月4日にエセックスの自宅で亡くなっているところを発見されている。メンバーはキース・フリントについて「真のパイオニアにして革新者であり、伝説」と評し、リアム・ハウレットは自殺で亡くなったことを明かしていた。キース・フリントは3月11日に検視の結果が発表され、彼の死に事件性はなく、首を吊って亡くなったことが明らかになっている。

今回、エセックスの彼の地元グレート・ダンモウから1時間もかからない距離にあるサウスエンド=オン=シーでは、キース・フリントに捧げる壁画が新たに制作されている。

この壁画は地元のアーティスト、ジョン・ブリーの手によるもので、キース・フリントのパフォーマンス中の姿を描いたものになっている。作品のタイトルは“Firestarter”の歌詞をもじり「ツウィステッド・アニメーター」と命名されている。

『サウスエンド・エコー』紙によると、この壁画は町の本通りにある鉄橋の下に描かれたもので、町のビジネス改善地区のマネージャーを務めるアリソン・デューイの依頼で制作されたという。

「エセックスの輝かしいフロントマンに対する良い追悼になるんじゃないかと思ったんだ。1980年代後半から1990年代にレイヴ・シーンを体験した同世代の多くの人たちと同じように、僕もザ・プロディジーが大好きだったからね」とアリソン・デューイは語っている。

「ジョンの絵は、キースのことを振り返るのに素晴らしいやり方になっているよ」

「ジョンが描いてくれたキースの壁画は、彼が以前に描いてくれた町の中心部や海岸通りにある作品に続くものなんだ。イースタン・エスプラネードには『スター・ウォーズ』のレイア姫を描いた絵があって目を引くし、ネルソン・ミューズにはザ・リバティーンズのピート・ドハーティの肖像画があるんだよ」

先日、キース・フリントの銅像を彼が1990年にバンドを結成したエセックスのブレインツリーに建てるための署名活動が行われ、多数の署名が集まっていることが明らかになっている。

一方、先日にはキース・フリントを追悼するDJイベントがイギリスで行われることが明らかになっている。

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