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キース・フリントがかつて経営していたパブのザ・レザー・ボトルのオーナーは、今週末にファンらが集まって彼を追悼する催しが開催されることを明かしている。

キース・フリントは3月4日にエセックスの自宅で亡くなっているところを発見されている。享年49歳だった。彼は自殺で亡くなったと見られている。プレッシーにあるザ・レザー・ボトルの近郊に住んでいたキース・フリントは、2014年の後半から2017年の3月までこのお店のオーナーを務めている。

ザ・レザー・ボトルのオーナーであるロバート・ライリーは『NME』にキース・フリントが亡くなって以来、多くのファンが彼を追悼するためにお店を訪れていることを明かしているほか、今週末にファンが集まって特別な追悼企画が行われることを明らかにしている。

「ファンの方々から電話で、今週末から来週にかけて計画していることがあり、彼を追悼するために店に行っても大丈夫かという質問を受けています。当然、私たちは構いませんと答えています」とロバート・ライリーは語っている。

2017年4月にキース・フリントから店を受け継いだロバート・ライリーによれば、現時点でキース・フリントのための祭壇や献花のためのスペースは設けていないものの、キース・フリントの地元の友人たちが多く店を訪れているという。

ロバート・ライリーは続けて、キース・フリントの訃報を聞いた時のことについて次のように振り返っている。「本当にショックでした。彼は2年半の間このパブにいて、多くのことを注ぎ込んでくれましたから、このパブを使っている彼の友人たちにとっては本当にショックな出来事であり、彼らにとっては異様な1日になりました」

ザ・レザー・ボトルにキース・フリントを追悼するための恒久的な記念碑などを造る可能性について訊かれると、ロバート・ライリーは次のように答えている。「その予定ですが、現時点ではありません。現時点でパブとして考えているのは、将来的に何かを造るということだけです」

「エセックスライヴ」の報道によれば、キース・フリントはパブを経営していた当時お客さんとよく一緒によくお酒を飲んでいたほか、彼が暖炉に火を点け、お客さんが“Firestarter”に関するジョークを言う度にお金を入れるためのビンが置かれていたという。また、キース・フリントは以前『NME』とのインタヴューの中で、トリップアドバイザーに寄せられた自身のパブに対するレヴューにコメントしている。

かつては経営者としてザ・レザー・ボトルに携わっていたキース・フリントだが、ロバート・ライリーによれば2017年にオーナーを退いて以降は一度しかパブを訪れていなかったという。

ザ・プロディジーのマネージャーは現地時間3月6日にキース・フリントについて「知的かつチャーミングで思索と機知に富んだ」人物だったと振り返っている。

「あの人物には非常に複雑な側面があって、最も率直に出てくる思い出は彼が人生を謳歌し、ステージ上でもステージ外でも光り輝いている姿なんだ」とマネージャーのニック・ハルクスは綴っている。

一方、キース・フリントの訃報を受けて、ファンの間ではバンドの象徴的な楽曲である“Firestarter”を全英1位にしようという運動も広がっている。

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